2024/09/22 新米が来た日

「近所のスーパーに並び始めたので買いました」

「新米はまだ見てないなあ。そろそろ?」

こんな声が聞こえ始めた前回の3連休前。

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米処の東御、佐久、立科一帯を車でぐるりと回ってみた。

五郎兵衛米で知られる旧浅科村の農家に聞くと、

「これから刈って干すから、月末かな?店に出るのは」。

見事に首を垂れた稲穂は、その風景だけでも美味しそうだ。

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数日後、我が家にやってきた新米の袋には小諸産の文字があった。

人間が頂く前にまず大地と空に感謝せねばと、

台所の片隅のささやかな神棚に初炊きの新米を供える。

それにしても、あの米騒動は一体何だったんだろうか。

関東農政局に電話で問い合わせると、いわく

「前年が不作なら備蓄米を放出しますが、

 今回はそれには該当しないので」との答え。

猛暑や天災続きの昨今。もし同じ状況が繰り返されたなら、

その基準も考え直さないといけないのではないか。

そんな日が来ないことが一番ではあるのだが。

2024/09/01 8歳の名操縦士

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9月初日の小布施町は台風の接近を忘れるような青空。

周囲の欅並木や染井吉野の茂みからは蝉の声。

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今回、24時間テレビの生中継に登場してくれたのは

山ノ内町の松本剣志郎くん(8歳/小学3年)だ。

小型重機を自ら操り、アーム先端に付けたマッチを擦り、

その火を地面に置いた花火に点火するという挑戦。

これをわずか二十秒ほどで見事にやってのけた!

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操縦資格を取れるのは18歳以上なのだが、

重機による災害復興を目指す「日本笑顔プロジェクト」には

子供でも操縦トレーニングが出来るプログラムがあり、

未来の小型重機オペレーター育成にも取り組んでいる。

「将来は災害や工事や建築、いろんな現場に出てみたい」。

8歳の名操縦士の夢は、明確にして揺るがない。

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 ↑【日本笑顔プロジェクトの皆さんと剣志郎くん(=操縦席)】

2024/08/25 あれ、苦くないぞ!

自宅で極々たまに厨房に立つ私にとって、

毎週金曜にご一緒する料理研究家・中村一子先生の

メニューは「なるほど」と「へえ~」の連続。

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夏野菜が並んだ先週の料理で驚いたのは

ゴーヤ(苦瓜)でシャーベットがつくれるんです。

煮ても炒めてもあの苦みが強くなりすぎてしまう私は、

ほどよい苦みのベストマッチに、たまげました!

レシピは「ゆうがたGet!every.」のホームページ、

 こちら⇒ https://tsb.jp/u-get/recipe/ からご確認を。

2024/08/23 百日も咲くの?

お盆が明け、残暑見舞いを書くたびに

「残暑」と書くのが憚られる酷暑続き。

きのう、きょうは凄まじい夕立と雷だった。

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写真は、先日墓参先の千曲市で見かけた百日紅=さるすべり。

文字通り、花が長く咲くのに由来する漢字表記らしいのだが、

実際に家の近所の百日紅は、7月末に花をつけて以来、

今朝もまだ鮮やかな色のまま咲いている。

この色を見ると、ああまだ残暑ではなく盛夏なのだと実感。

2024/08/22 始動!アイドル×伝統の技

「えー、すごい」「これキレイ、面白い!」

打ち合わせ中の教室には賑やかな歓声が響き渡ります。

高校生アイドルが伝統工芸とコラボしたら......

さて、どんな化学反応が起こるのでしょう?

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佐久長聖高校から誕生した「七限目のフルール」(ナナフル)が

県内の伝統工芸作家と一緒にオリジナルグッズを制作する新企画。

メンバー10人からなる「伝統工芸部」の課外活動を、

「顧問」である私がサポートしながら展開していきます。

今後の展開は随時ご報告。「ゆうがたGet!every.」にご注目を。

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