「石破さんは臨時国会で十分議論してから解散、
国民に問うという考えを主張してきた人物」
「予算委員会も開いて新内閣の考え方をしっかり
説明すべきという持論です」
「よって10月中の投票の可能性は消えました」
と私が解説したのはつい3日前の夕刻のこと。
がしかし、きのう日曜夕方あたりから情勢は急転。
夜のテレビ各局は「10月27日投開票の方向」、
けさの朝刊各紙も「27日投開票 石破新総裁が方針」
と一面トップの大見出しで打ってきた。
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ここ2週間ほど報道番組と紙面に出来るだけ目を通し、
知り合いの政治関係者や選挙関係者に直接あたってもみた。
結果、石破さんって「丁寧かつ慎重」という印象を持ち
あの解説原稿を書き上げたのだが。
と、今更悔やんでも生放送は消しゴムが効かぬ世界。
申し訳ありません、見通しを外してしまいました。
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「ほら見ろ、言わんこっちゃない。政治の世界は
一寸先は闇なんだからな。(政治報道は)怖いぞ」
学生時代、政治学の基本を叩きこんでもらった
優しくも厳しい恩師の言葉が思い浮かびます。
「闇」の一端を垣間見た週末でありました。
わが報道制作フロアの片隅に鎮座する愛しきゴジラ様。
私たちの仕事を静かに眺めながら、実は深夜になると
社内を歩き回ってるのでは、と密かに空想するこの頃。
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『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督(松本市出身)と私が
特撮の過去と未来をテーマに語ったトークショー動画が
テレビ信州公式YouTubeで配信中です。
監督が偏愛?する怪獣キングギドラのことを
「三つ首の龍」と発言した私が監督の逆鱗に触れる場面など
実に45分間(編集後は40分)の語り尽くしです。
背景の上田市街地のジオラマも必見!
いつの間にか、蝉の声が虫の声に代わっている。
ここ1週間ばかり、空にカメラを向けてみた。
👆テレビ塔と入道雲。ほんの少し前は夕刻も酷暑続き。
👆十五夜の月の出。朝夕が涼しくなり始めた頃か。
👆午前5時20分、夜明けの吊るし雲。秋風が出てきた気配。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだと感心。
この体感、確かに暦どおりです。
「近所のスーパーに並び始めたので買いました」
「新米はまだ見てないなあ。そろそろ?」
こんな声が聞こえ始めた前回の3連休前。
米処の東御、佐久、立科一帯を車でぐるりと回ってみた。
五郎兵衛米で知られる旧浅科村の農家に聞くと、
「これから刈って干すから、月末かな?店に出るのは」。
見事に首を垂れた稲穂は、その風景だけでも美味しそうだ。
数日後、我が家にやってきた新米の袋には小諸産の文字があった。
人間が頂く前にまず大地と空に感謝せねばと、
台所の片隅のささやかな神棚に初炊きの新米を供える。
それにしても、あの米騒動は一体何だったんだろうか。
関東農政局に電話で問い合わせると、いわく
「前年が不作なら備蓄米を放出しますが、
今回はそれには該当しないので」との答え。
猛暑や天災続きの昨今。もし同じ状況が繰り返されたなら、
その基準も考え直さないといけないのではないか。
そんな日が来ないことが一番ではあるのだが。
9月初日の小布施町は台風の接近を忘れるような青空。
周囲の欅並木や染井吉野の茂みからは蝉の声。
今回、24時間テレビの生中継に登場してくれたのは
山ノ内町の松本剣志郎くん(8歳/小学3年)だ。
小型重機を自ら操り、アーム先端に付けたマッチを擦り、
その火を地面に置いた花火に点火するという挑戦。
これをわずか二十秒ほどで見事にやってのけた!
操縦資格を取れるのは18歳以上なのだが、
重機による災害復興を目指す「日本笑顔プロジェクト」には
子供でも操縦トレーニングが出来るプログラムがあり、
未来の小型重機オペレーター育成にも取り組んでいる。
「将来は災害や工事や建築、いろんな現場に出てみたい」。
8歳の名操縦士の夢は、明確にして揺るがない。
↑【日本笑顔プロジェクトの皆さんと剣志郎くん(=操縦席)】