松井美幸アナのボディコン姿を目の当たりにして、
マンモウ飯田さんがどれほど喜んだことか!
マンモウさん自身は、同時代の「マスコミ人的」ファッションを再現。
私も、当時流行った「ソフトスーツ」と呼ばれるダブル襟で
ちょっと決めてみました。
スタジオ周りのスタッフもザワついたこの日は
「1980年代プレイバック」がテーマ。
バブルの時代感がファッションにも現われるのは
今振り返っても面白いですね。
ちなみに私のスーツとマンモウさんの衣装は
番組スタッフ(私よりちょっと年輩)の私物拝借で、
松井アナのボディコンスーツは彼女のお姉さまのもの。
松井、マンモウ両名の髪型に負けてなるまじと、
メイクのドリーさん(愛称)にお願いして
私もこんなヘアーにしてもらいました。
思い返せば、私が就職したのは1988年=昭和63年。
「昭和最後の」社会人1年生でもありました。
休日の夕方、寺町界隈を歩いていると、
見慣れない小路になぜかふと惹かれて
入り込んでしまうことがある。
そんな時、ほおっと感じる風景に出会える。
私が子供の頃、街のあちこちで見上げた「火の見櫓(やぐら)」。
そういえば最近めっきり見かけなくなったなあと。
いつも下ばっかり見てないで、たまに目線を上に向けると
懐かしく嬉しい出会いがあったりするのだ。
その文庫本を購入したのは年度替わりも近い今年3月。
全国から本好きが集まることで知られる京都・一乗寺のK書店だった。
パラパラとめくるうち、半年以上も「積ん読」状態だった頁に挟まれた
布製の栞(しおり)が目に留まった。
「ご自由にお持ちください」のポップとともに
書店のレジに置かれていたものだ。
1枚もらいうけたのは、素朴な版画のデザインに惹かれたからで、
英語の文字の意味を考えたのは後のことだった。
✤
イスラエルとパレスチナ自治区の戦闘が始まってから
1年が経った今、ずっと読まずに置いていたこの本を
たまたま開いたのは偶然だったのか。
印刷された英字を見て正直ドキリとした。
他人事と思っていないか? そう問われた気がした。
つい先ほどまで、来年放送の「戦後80年」シリーズの
企画ノートをとっていたばかりだった。
「戦後ではない、今は戦中だぞ」
小さな栞に言われた気がしている。
実際に手にするまで、新札が世に出回っていることが
すっかり私の頭から抜けておりました。
「ああ、そういえばそうだった」くらいの感じで。
新札の流通ってどのくらい進んだのでしょう?
先日、講演の仕事の後に頂いた講演料が、嬉しい新札でした。
しかもよく見れば、通し番号がつながっていて
「きっと銀行からおろしたばかりのホヤホヤなのだろう」
と、想像ばかりふくらみます。とはいえ......、
この日以降なかなか新しい顔のお札に出会っていません。
北里柴三郎、津田梅子の両先生にお会いできるのは
いつになるのでしょう?
政治もしくは政治報道の一寸先は闇......。
先週末の解説で衆議院解散総選挙の日程予測を
見事?に外してしまった私に弁解の機会が与えられた。
「臨時国会から衆院選までの日程解説やりません?」
けさ、出勤直後の私を呼びとめてくれたのが
報道フロアの鬼デスク、酒井龍人記者である。
ニュースは「新鮮で・分厚く・面白く」にこだわる
鬼の顔が仏に見えた朝であった。
午後6時17分すぎ、私の生解説が始まった。
が、意外な鬼はここにいた!
キャスターの木下歌織が発した質問一発目。
「伊東さん、先週末の解説で10月投票はないって
言い切ってましたが、なんで外れたんですかぁ?」
(-_-;) 直球、である。鬼は忖度などしない。
言い訳は極力短めにまとめたうえで、
27日投開票という「ほぼ確」日程の流れを
懇切丁寧に説明させてもらった。
これでまた外したら、鬼にも仏にも顔向けが出来ない。