自宅で極々たまに厨房に立つ私にとって、
毎週金曜にご一緒する料理研究家・中村一子先生の
メニューは「なるほど」と「へえ~」の連続。
夏野菜が並んだ先週の料理で驚いたのは
ゴーヤ(苦瓜)でシャーベットがつくれるんです。
煮ても炒めてもあの苦みが強くなりすぎてしまう私は、
ほどよい苦みのベストマッチに、たまげました!
レシピは「ゆうがたGet!every.」のホームページ、
こちら⇒ https://tsb.jp/u-get/recipe/ からご確認を。
お盆が明け、残暑見舞いを書くたびに
「残暑」と書くのが憚られる酷暑続き。
きのう、きょうは凄まじい夕立と雷だった。
写真は、先日墓参先の千曲市で見かけた百日紅=さるすべり。
文字通り、花が長く咲くのに由来する漢字表記らしいのだが、
実際に家の近所の百日紅は、7月末に花をつけて以来、
今朝もまだ鮮やかな色のまま咲いている。
この色を見ると、ああまだ残暑ではなく盛夏なのだと実感。
「えー、すごい」「これキレイ、面白い!」
打ち合わせ中の教室には賑やかな歓声が響き渡ります。
高校生アイドルが伝統工芸とコラボしたら......
さて、どんな化学反応が起こるのでしょう?
佐久長聖高校から誕生した「七限目のフルール」(ナナフル)が
県内の伝統工芸作家と一緒にオリジナルグッズを制作する新企画。
メンバー10人からなる「伝統工芸部」の課外活動を、
「顧問」である私がサポートしながら展開していきます。
今後の展開は随時ご報告。「ゆうがたGet!every.」にご注目を。
本日は朝からナレーションの収録です。
「ゆうがたGet!every.」お馴染みのコーナー
『金子貴俊のテッペン頂きます』は
この春から2ndシーズンに突入し、
前回+今回は中央アルプスに挑んでいます。
いつもは月に一度の収録なのですが、
今回は前編・後編の‶2連チャン〟収録。
放送と配信をどうぞお楽しみに!
私自身、この現場からの中継は6年振り。
実行犯らの死刑が執行された2018年の夏以来だった。
30年の節目を機に地元町会が初めて設けた献花台が
児童公園の藤棚の下にあった。
8人が亡くなり、600人以上の重軽症者を出した松本サリン事件。
うち1人が犠牲になった生命保険会社の寮跡地に、公園はある。
「語り継がねば」という人もいれば、
「忘れたい。そっとしておいて欲しい」という人もいる。
取材に応えた町会関係者が地元の声を代弁して下さった。
ひと言では括れない30年の重さと長さが、
その言葉に籠められていたように思う。
節目の日から2日後の29日(土)、私たちは55分間の生番組で
事件の30年を振り返り、これからの課題を探った。
当時、第一発見者に疑いの目を向けたメディアの体質は
根っこの部分では変わっていないのでは、という問い。
オウムは名前を変えて今なお存続しているという事実。
微力ながら大学の教壇にも立つわが役目を俯瞰し、
現代の若者たちが30年前と同じ轍を踏まないよう、
カルトに近づかぬために何をどう伝えたらよいか。
歳月を超えて今なお続く「現在進行形」の問いである、
と私は思っている。