2024/09/30 「闇」とお詫び

「石破さんは臨時国会で十分議論してから解散、

 国民に問うという考えを主張してきた人物」

「予算委員会も開いて新内閣の考え方をしっかり

 説明すべきという持論です」

「よって10月中の投票の可能性は消えました」

と私が解説したのはつい3日前の夕刻のこと。

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がしかし、きのう日曜夕方あたりから情勢は急転。

夜のテレビ各局は「10月27日投開票の方向」、

けさの朝刊各紙も「27日投開票 石破新総裁が方針」

と一面トップの大見出しで打ってきた。

           ✤

ここ2週間ほど報道番組と紙面に出来るだけ目を通し、

知り合いの政治関係者や選挙関係者に直接あたってもみた。

結果、石破さんって「丁寧かつ慎重」という印象を持ち

あの解説原稿を書き上げたのだが。

と、今更悔やんでも生放送は消しゴムが効かぬ世界。

申し訳ありません、見通しを外してしまいました。

           ✤

「ほら見ろ、言わんこっちゃない。政治の世界は

 一寸先は闇なんだからな。(政治報道は)怖いぞ」

学生時代、政治学の基本を叩きこんでもらった

優しくも厳しい恩師の言葉が思い浮かびます。

「闇」の一端を垣間見た週末でありました。