2020/12/21 街の余韻

 おととい放送の「渡部陽一のまつもとフォト散歩」、

ご覧いただいた皆様、ありがとうございました。

きょうは、ロケのこぼれ話をちょこっと。

IMG_0712.jpg

 このマスクのワンポイント、なかなか粋だと思いません?

蔵の街として知られる松本市中町通りでの撮影中、

地元商店街の方から頂いたものなんです。

蔵をデザインしたシンプルな構図とサイズが絶妙で、

実際に着用してみると(下の写真)こんな感じに。

IMG_0707.jpg

【「ゆうがたGet!」スタジオで/撮影は齋藤沙弥香アナ】

 オジサンのアップショットで失礼。渡部さんの方がよかったかも。

私も渡部さんも実はこのマスクがいたく気に入り、

「これ着けて撮影したらダメ?」と提案してはみたものの、

「ダメです!お二人の顔が分かんなくなります」とディレクター氏。

              ✤

 マスク出演は叶わなかったが、時折着用しては会う人ごとに

「どう、これ?」と自慢して回っている(子供みたいだね、この人)。

鏡を覗くたびにチラリと映る蔵のマークが、

あの白壁の街並みをやわらかく思い出させてくれるのです。

2020/12/18 「おじさんぽ」

「"おじさんぽ"らしい雰囲気でイイですねぇ」

と、ディレクター氏がつぶやいたのは、

蔵の街を歩いている時だったか、橋の上だったか。

「ねえ、これってそういうタイトルの番組なの?」

「いえいえ、あくまで仮タイトルですから、仮!」

写真3.jpg

こんな会話を、もうひとりの"おじさん"は隣でニコニコと聞いておられる。

戦場カメラマン・フォトジャーナリストの渡部陽一さん(写真右)である。

私と同世代だが、渡部さんの方がややお若い。

今回は城下町・松本を"おじさん"2人がふらりと街歩きするという番組。

住む人に、訪れる人に優しい昔からの街づくりの工夫を

写真家の目線で切り取ってもらうと、さてどうなるのか?

商店街で、歴史ある建物で、お城の庭で、

あのほんわかと鋭い"渡部節"が炸裂します。

いやー、仕事を忘れて(ごめんなさい)楽しかったなあ。

放送はあす ●12月19日 午後2:30~3:00

詳しくはこちらから ↓

 https://www.tsb.jp/bangumi/special/2020/12/post-2410     

2020/12/16 Stay Homeの名残り

 わが居間の隅っこに鎮座している小さな「富士山」。

IMG_0434.jpg

実はこれ、春先に開けてしまった障子の穴を塞いだ時のもの。

ただ紙を張り替えるだけじゃつまらない、との遊び心といいますか。

机周りに山積みされた本を移動中、手元が狂った結果として

このような富士山と相成ったわけです。

 思い返せばこの9カ月近く、いつになく本は読みました。

随分昔に読んだものを再読、再々読したものもあれば、

数ページ読んで放棄してあった1冊を最初から読み直したり。

 自身の読書記録をブログに綴っている友人や、

「最近何読んでますか?」と定期連絡をくれる

フリーアナウンサーの方などなど、

私の周囲には不思議と「本読み」が多い。

そんな仲間たちから刺激をもらいつつ

一日一度はページを開く習慣がいつの頃からか身についた。

IMG_0668.jpg

読んでいる本が知られると、他人に頭の中を覗かれてるようで

実は恥ずかしかったりもするのですが。

さて、「何読んでますか?」への答えになるかどうか、

私の机上の「積ん読」コレクションの一部(写真)です。

それにしても随分溜まってますね、ホコリが・・・・・・。

  

2020/12/09 長沼の椿

 きょうはごく私的な話を書くことをお許し願いたい。

この1年余り、足繁く通った建物が間もなく取り壊される。

去年の台風災害で1階天井近くまで泥水に浸かった1軒の住宅。

実は、私の叔父夫婦の家である。ともに80半ばを過ぎた2人は

ここに家を再建することを諦め、今は高齢者施設で暮らす。

IMG_0644.jpg

 秋の終わり、2人に代わって現地での住居解体手続きを終えた私に、

隣に住むMさんご夫婦が声をかけて下さった。

叔父夫婦がこの地に住んでから半世紀近いお付き合いである。

               ✤

「そう、壊すのかね。じゃあもうここには住まないんだね」

「この花、毎年よく咲いててね。私らも見るのが楽しみだったんだよ」

Mさんの視線の先には、庭先で叔母が育ててきたひと株の椿があった。

1年前、泥にまみれて葉の色さえ見えなかった樹は、

いつの間にか艶やかな緑の葉を茂らせている。

IMG_0645.jpg

 あの椿は今頃、Mさん宅の庭に引っ越しを終えているはずである。

叔父夫婦がいなくなった後も、冬ごとにずっと花を咲かせるのだろう。

長沼に暮らすどれほどの人たちが、長くいとおしんだ家や庭を失ったのか。

               ✤

 台風災害から2度目の師走。年が暮れる頃、あの椿を育てた小さな庭は

更地に変わっているはずである。

 

2020/12/04 蹴られてみたい...

 夕刻、ひと気のない社員食堂で資料整理をしようと

スクラップの束を抱えていったら、思わぬ場面に遭遇。

DSC_0768.jpg

齋藤沙弥香アナと宮代香織リポーターが激しいダンスの練習中なのです。

聞けば、いま流行りの曲「Dynamite」の2人ダンス・バージョンを

インスタグラム(=画像・ショート動画投稿サイト)に載せるとのこと。

                 ✤

 仕事片手に傍らで見ながらまあ感心したこと。それは2人揃って

カラダが柔らかいのなんの。それは足の上がり具合で分かります。

齋藤アナのキックなんぞ、足先が顔の高さまで上がるんですから!

DSC_0770.jpg

 昔、『〇〇〇に怒られたい』という深夜番組があったのを思い出します。

グラビアアイドルが、カメラ目線で視聴者に向かってひたすら怒り続ける。

時には罵詈雑言に近い強烈な言葉も飛んでくるというレアな番組。

それが一部の男性視聴者に絶大な人気だったのだとか。

私も動画サイトで見て、実はちょっと魅かれた(?)クチでありました。

                 ✤

 さて、『齋藤沙弥香に蹴られたい』なんて番組があったら、見ます?

齋藤沙弥香ファンの方も、そうでない方も、

お時間あったら『ゆうがたGet!』のインスタグラムを覗いてみて下さい。

蹴られてみたい、と思うファンが増えたりなんかして。

 

前の5件 28  29  30  31  32  33