4連休、ようやく水辺の季節が到来した。
長野市や須坂市で屋外プールが始まったのだ(一部を除く)。
例年7月初めには開業していたのが、今年は約3週間遅れ。

写真は開業前(6月)の長野市営城山プール。
松本は6月に、上田では7月初めに既にオープンしているが、
中には屋外プールの営業自体をとりやめた自治体もあるという。
営業期間も例年より短くしたところも多い。
猛暑の中、昨夏からの水辺のコロナ対策は今も続いている。
水泳好きにとって"水辺の夏"が短くなるのは寂しい限りなのだが。
日本語としてはおかしなタイトルかもしれませんが、
「明け」は夜明けではなく「梅雨明け」の意。

「今、夕焼けがすごくきれいだよ!」とM局長。
「私、もう撮ってきたんです」と予報士・智恵さん。
しまった!気付かなかった、と大慌てで屋上に駆け上がった私。
北西の夕空にスマホを向けると、あすは間違いなく晴れ♪
と言わんばかりの鮮やかな茜色だった。(撮影:午後7時20分)
仕事帰りに閉店間際の書店に立ち寄ったら、
「ああ、夏だ」と実感する風景に出会った。
文庫売り場の棚に『〇〇文庫の100冊』という
恒例のキャンペーン広告を見つけたからだ。
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中学生の時分だったか、生家の町にあった小さな書店で
このコピーを見て「夏休みに100冊も読める奴がおるんか?」
と真剣にのけぞった記憶がある。当時は純朴だったのだろう。
✤
本は好きだが、かつて週1~2冊のペースで読んでいたものが、
今ではせいぜい2週に1冊といったところ。
"量より質"と言っておけばカッコイイのだろうが、
ゆっくり読んだところで本の中身が身についたという実感はない。

ここ何ヶ月かで読了した文庫本を並べてみた(写真)。
杉浦日向子さんの江戸漫画と藤原新也さんの旅行記以外、
何が書いてあったかほぼ記憶にない。やれやれ......。

関東甲信が梅雨入りする少し前、とある日の午後。
善光寺北参道の近くで西の方角を捉えた1枚です。
山並みの間から頭をもたげるように現れた積乱雲。
暫し見上げていても、先端部分が上に向かって
ムクムクと膨らんでいくのが分かります。

雲というのは気流とともに「流れる」ものだと思っていました。
でも、気象予報士の鈴木智恵さんいわく、
「雲って、湧いてくるものなんです」との答えが。
この日の天気図を見せてもらったら、
日本の南に梅雨前線、西日本上空に高気圧、
そして長野県上空には寒気の流れ込みがあったとのこと。
「山間部などで上昇気流が起きれば雲を生むことがあるんです」
と、智恵さんの解説。そうか、あれは生まれたての雲だったのか。
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宮崎駿監督のアニメ映画で、空に浮かぶ伝説の城が姿を隠す
巨大な積乱雲のことを「龍の巣」と呼んでいました。
よくよく写真を見つめていたら、中になんか隠れてそうだな。
検査キットを開封したら30分程度そのまま放置する。
試薬は10滴、唾液は4滴。
混ぜたら十分に撹拌(混ぜ合わせ)をする。

初めての「新型コロナ簡易抗原検査」を自分でやってみた。
隣に置いた検査マニュアルを読みつつ、おっかなびっくりである。
この日は遠来のタレントさんと間近で接する仕事のため、
先方もこちらも、それぞれ検査を済ませてから合流するのだ。
✤
試薬と撹拌した自分の唾液を、検査キットに3滴垂らし
待つこと数分・・・・・・。

「C」の欄に赤いラインが出れば、キットが正常作動している証拠。
そして「T」の位置にもう一本ラインが現れた場合は陽性、
つまり感染を示す。
ワクチン接種が済むまでは、必要に応じてあと何度かこれを
やらねばならないのだろう。
✤
80代半ばになる母から先日「接種の予約が取れた」と連絡があった。
こうした検査をすることなく、日常が送れる日が待ち遠しい。