インドネシアが母国のロフマンさんは、
日本の介護現場を支える人材として
上田市の施設でお年寄りの世話をしていました。
4年かけて日本の介護福祉士の国家資格も取得。
でも、思うところあって彼は日本を離れます。

再び長野に帰ってきたロフマンさん(写真中央)。
今度は別のかたちで介護の仕事に関わることを考えていたのです。
✤
今年5月の「チャンネル4」でお伝えしたロフマンさんの物語が
あさって日曜、日本テレビ系全国ネットでの放送です。
「介護」という言葉も仕事もないインドネシアでは、
老いた身内は家族が看る(看取る)のが当たり前なのです。
✤
ナレーターは映画・ドラマ・CMで活躍する女優・土村 芳さん。
「ロフマンさんたちの肩越しに、日本の介護が抱える課題が
見えてくるはず」(久和健一郎ディレクター)
✤
●「NNNドキュメント'21
~帰ってきたロフマン ぼくが介護をやめたわけ~」
●9月19日(日) 深夜24:55~(テレビ信州制作・全国ネット)
●ナレーター:土村 芳
ディレクター:久和健一郎
プロデューサー:伊東秀一
先週金曜、菅総理の突然の退陣会見のニュースにより、
放送延期になった戸隠の和太鼓奏者・佐藤健作さんの企画は
あす8日(水)の「news every.」で放送となります。
お待ち頂いていた皆さん、申し訳ありませんでした。

東京五輪閉会式に轟いたあの巨大な和太鼓(写真=戸隠の稽古場で)。
あすのevery.でその響きをもう一度感じて下さい。
道行く人たちがまぶしそうに見上げ、
散歩中の園児たちは指をさして声を上げる。
その視線の先には、青空を背に立つテレビ塔。

見慣れた鉄塔はいま、足場と防護フェンスに囲われ、
巨大なロゴマークを取り外す作業が行われている。
開局以来40余年、善光寺平を見下ろしながら
休みなく電波を送り出し続けるTSBのランドマークだが、
歳月による老朽化には抗えず、今回の取り外しとなった。

作業する人と比べてみると、ああこんなに巨大なロゴだったのかと。
✤
私が県外に就職した当時、長野新幹線(現・北陸新幹線)はまだ開通前。
在来線で帰省するたび、終着駅が近付くと車窓のはるか遠くに
長野の街明かりが見えてくる。その一角にぽつんと灯っていたのが
「TSB」の緑のロゴマークだった。
私にとってもある意味"故郷のランドマーク"。暫しの間、お別れである。
戸隠の森に囲まれた稽古場を訪ねるのは13年ぶり。2008年1月以来だ。
和太鼓奏者・佐藤健作さん。前回の取材時38歳だった彼は
この夏、51歳で東京2020オリンピックの閉会式を彩った。

「全身全霊で戦ってきた選手たちが周りにいるので、
これは僕も覚悟して演奏しようという気持になりました」
✤
閉会式から10日後の戸隠で語ってくれた佐藤さんは、
あの閉会式の演目も私たちのカメラの前で披露してくれた。
およそ1分半の曲は佐藤さん自身のオリジナルだ。

「(演奏を)見た人が、自分の中から湧き上がって先に進んでいける
ひとつの力になったらいいなと思って」
世界的和太鼓奏者があの場で伝えたかったという"太鼓の力"を、
テレビの前でもう一度感じて頂きたい。
9月3日(金)の「news every.」に、佐藤健作さんが登場です。
TSB社内の有志たちが隔週で集まる勉強会がある。
何を隠そう"飛行"少年少女が集うのだ(写真)。

小型無人機=ドローンの操縦講習。かくいう私もメンバーで、
きょうは有志7人が長野市郊外の山間で1時間余り愛機を飛ばした。
参加3度目の私は、飛ばすというより迷走といった方が正確だろう。
それでもいつか、身近な空から見下ろした空撮映像を、
自らの操縦で撮影したいと夢見る日々なのである。
★飛行ついでにちょっと番組のお知らせ★
今夜9時からの「金曜ロードショー」も飛行少年?の物語
あの『風立ちぬ』が登場します。
( 宮崎駿 原作・脚本・監督/2013年スタジオジブリ作品)
大空に憧れ、零戦を設計した実在の人物・堀越二郎が主人公。
私、スクリーンで3回見た作品ですが、今夜も見ます!