久し振りの土曜ニュース勤務。
お昼のニュースが終わって30分ほどすると、
「毎度~!お待たせしました」
の声とともに、出前が届く。
コロナ禍に加え、ウクライナ戦争による食材高騰などで、
出前や配達が出来なくなった店が多いと聞く。
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でも、私たちが常連の町食堂は変わらず踏ん張っている。
先日など「ゆうがたGet!」生放送中のスタジオに
中華の出前を頼むという無理難題を、このお店は
二つ返事で引き受けて下さった。有難いやら申し訳ないやら。
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コロナが始まって丸3年、戦争は丸1年以上になる。
「毎度!」の声が、あちこちで戻ってくる日が待ち遠しい。
(※それにしても私の机の上、ごちゃごちゃですね💦)
映える(ばえる)という語が一般的になったのは
いつ頃からだったでしょうか。
実は私こと、最近「映える」練習を重ねています。
若き人が多くすなるというインスタ(Instagram)
なるものをしてみんとて・・・・・・。
ま、要はインスタ映えする写真はどう撮ればよいのかと。
「ブツ撮り(品物)は真上から撮るといいですよ」
「写真は正方形になるので、サイズ感を意識して」等々、
嬉しいことに誰彼が色んなアドバイスをしてくれます。
「秀一さん、ブログはどうするんですか?」
と訊かれ、はたと迷った。そっちも続けたいなあ。
「おお、二刀流ですね!」
うまいことを言うもんです。
世界を沸かせたあの名野球選手にあやかり私も二刀流で。
うーん、私なんぞに出来るかなぁ?
お笑い界の大御所「Mさん」の番組とは無関係です、念のため。
一昨日から昨日にかけての猛烈な寒波の状況を、
各地から生中継で、繰り返しお伝えしました。
(※写真=24日午後4時前/長野駅善光寺口で)
横殴りの風雪は、まさに横っ面を張られたような痛さ。
一方で、足元では積もった粉雪がたちまち凍りついていきます。
この時季、私の通勤や取材の足元はほぼこの1足(写真↑)。
5年ほど前、御嶽登山取材の際に買った登山靴で、
山だけでなく、雪、河川敷、災害現場でも頼りにしています。
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歩く距離が短くとも「足元」は大切。
次の週末寒波に備えて、しっかりとご用心下さい。
正月気分が抜けかけた頃合いで
本日は土曜のニュース勤務です。
2023年も宜しくお願いいたします。
写真は松井美幸アナからもらった‟お年玉"。
彼女の故郷・福井県は眼鏡の一大生産地です。
そう、あの鯖江市からのお土産なのです。
何度か立ち寄ったことがある北陸道・鯖江P.Aは
構内に立派な眼鏡の売り場があり、感心させられます。
食べる前に(眼鏡ふうに)掛けてみようかと思ったのですが、
何だか‟変身"しそうで怖かったので(何に変身するん???)
結局そのまま食べました♪
これ、結構ガッチリ堅いんです。
‟本読み"だった父が他界して間もなく7か月。
実家で彼の書棚を整理していたら
淡い紺色の背表紙が目に留まった。
推理小説に被せられたブックカバーは、少し日焼けしていた。
印刷された電話番号は局番が一桁少なく、
地図を検索しても、この書店名はもう存在しない。
✤
高校を卒業後、すぐに上京して就職。
結婚を機に長野に戻ったと、母から聞いていた。
晩年は遠出することもほとんどなかったが、
私が東京の大学に進学した時、
昔の東京の話をする父の声が
いつになく弾んでいたのを思い出す。
新幹線のなかった頃。父にとっての東京は
上野にはじまり上野に終わる、そんな時代だったのだろう。
「上野」という活字から、遠い日、東京に暮らした
父の気配がすこしだけ感じられた気がした。
本は処分したけれど、このブックカバーだけは
今も捨てられずにいる。