こんなことをずっと続けていたら
いつかやらかすだろうな、とは思っていました。
でも習慣とか性癖というのは怖いもので、
そのうちそのうち、と思っていても直らない。
で、やらかしてしまいました・・・・・・。
湯船に浸かりながら束の間ウトウトしただけなのです。
あっと気付いた瞬間、手にした文庫本は湯の中に💦
で、今朝から天日干しで乾かしている始末です。
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風呂場に本を持ち込むという罪な行状に、
それ見たことかと言わんばかりの罰が下った昨夜。
読んでいた本は奇しくも ↓↓↓
『罪と罰』(ドストエフスキー著・岩波文庫)。
なんか漫画みたいな話ですね、これ(-ω-)/
原田美枝子さんという俳優に憧れたのは
中学の頃だったでしょうか。
ドラマ、CM、映画と、様々な場面で拝見してきた
原田さんが、老いとともに徐々に記憶を失っていく......。
映画『百花』の川村元気監督(写真右)にお話を伺う機会を得ました。
‟百の花"というタイトルの意味、生きること、老いること、
そして家族、記憶ということ。
柔らかな口調で話される監督ご自身のお祖母様との記憶が
この映画にはこめられていることを知りました。
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老いは誰にも避けられない、誰もが通らねばならない道。
それが「記憶」というフィルターを通して、実に柔らかく、
温かく描かれているという印象でした。
試写会のスクリーンを観ながら、なんど涙を拭ったことか。
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川村監督へのインタビューは、あす9日の「ゆうがたGet!」で放送。
映画も同じくあす劇場公開されます。
原田美枝子さんの息子役に菅田将暉さん、その妻役は長澤まさみさん。
花火のシーンは、信州・諏訪湖畔で撮影されています。
大好きな原田さんに会いに、また劇場に足を運ぼうと思っています。
「坂の上から下の田圃道まで、もう県外ナンバーが大渋滞でね」。
思いがけぬ大混雑と反響に戸惑いつつも、主人公は
前々日のドラマの印象を、ぽつぽつと語ってくれた。
8月27日(土)に放送された「24時間テレビ」スペシャルドラマは、
上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」とその館主が主人公。
浅野忠信さん演じた館主の窪島誠一郎さんを、放送後に訪ねた。
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「(来館者は)何だか絵を見るんじゃなくて、僕の顔を
見に来てるみたいな。主人公になるって複雑だよねえ」
ドキュメンタリーでなく、実話に基づくドラマの場合、
登場人物や設定は実名だが、役者さんが演じる以上は脚色も入る。
窪島さん自身、ドラマの主人公になったのは2度目だという。
「無言館を知ってもらうためには必要な事。感謝します」
桜の季節、控え目な言葉でドラマ化を了解して下さった窪島さん。
放送を終えた後も、控え目に感想を語るその口調に、
館主としての意志と矜持を見る思いがした。
25歳になった無言館。館主はこの秋、81歳の誕生日を迎える。
音楽家と作家。2人の表現者による対談は
ことし25歳を迎えた美術館の前で行われました。
全国の戦没画学生の遺族を訪ね歩いた、館主の窪島誠一郎さん(80)。
当時の美術学校=今の美大や芸大で表現の道を志しながら、
戦場から戻ることのなかった画学生たちの遺作をひとつひとつ預かり、
自身がつくった美術館「無言館」に収蔵、展示してきました。
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「こういう美術館、世界中でここだけなんだそうです」(窪島氏談)
その展示室で奏でられたナターシャ・グジーさんの歌と演奏。
祖国ウクライナへの彼女の思いと、画学生の絵にこめられた
故郷や家族への思いには、共通するものがあるのかもしれません。
2人の表現者が紡ぐ言葉と音楽、いよいよ来週放送です。
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●『今年もやります!24時間テレビ45』
●8月27日(土) 午後3時30分~4時55分(テレビ信州 制作)
(※撮影協力:一般財団法人 戦没画学生慰霊美術館 無言館)
陽が西に傾いた夕刻になってもなお、
気温は28℃を超えたままの上田市郊外。
降るような緑と蝉しぐれの中、対談は始まりました。
ウクライナ出身の歌手、ナターシャ・グジーさんと、
戦没画学生慰霊美術館「無言館」の館主、窪島誠一郎さん。
歌手であり楽器奏者でもあるナターシャさん、
一方の窪島さんは美術館主であると同時に作家でもあります。
絵と音楽。絵筆と楽器。表現の仕方や手段は違っても、
そこには何かの「力」がある、と2人は言います。
対話は「伝える力」、さらには画学生が絵に込めた思いへと
膨らみ、拡がっていきます。続きはまた次回......。
(※撮影協力:一般財団法人 戦没画学生慰霊美術館 無言館)
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●『今年もやります!24時間テレビ45』で放送します。
●8月27日(土) 午後3時30分~4時55分