7月の終わり、丘の頂へ続く坂道をひとりの女性が登っていました。
ナターシャ・グジーさん。ウクライナ出身の歌手で、
民族楽器バンドゥーラの演奏者でもあります。
(※撮影協力:一般財団法人 戦没画学生慰霊美術館 無言館)
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今回の信州来訪は、上田市塩田平の丘にたつ「無言館」を訪ねること、
その館主で作家でもある窪島誠一郎さんに会うことでした。
戦禍の只中にある故郷ウクライナ支援のため、
全国各地で演奏活動を続けるナターシャさん。
第二次大戦で亡くなった戦没画学生の絵と向き合い、
窪島館主と対話する中で何を感じ、考えたのでしょう。
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テレビ信州制作『今年もやります!24時間テレビ45』で、
ナターシャさんと無言館のコラボレーションが実現。
戦争というキーワードでつながった人と人、人と場所が
どんなメッセージを伝えてくるのか?ご注目下さい。
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■『今年もやります!24時間テレビ45』
■ 8月27日(土) 午後3時30分~4時55分
5月に父が他界して、初めての盂蘭盆会が近い。
私の実家界隈では「新盆=あらぼん」と呼び、
地域によっては「にいぼん」「初盆=はつぼん」とも言う。
(※写真はTSB庭園と周辺の夏の花々/きょう午前)
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盆花を買い求めようと近所の生花店に顔を出したら、
一部の花が入荷してこない、とご主人がこぼしていた。
このところの大雨や水害で、被災地の花が出荷できないのだという。
こんなところにも気象災害の影響は及んでいるのかと、
あらためて思い知った。
あすの迎え盆を狙ったかのように、台風8号が近付いている。
これ以上の災害にならなければいいのだが......。
進路図を睨みつつ、あすの墓参は早めに動こうかな。
表彰状なるものを頂きました。(撮影:松井美幸アナ)
信州大学で前期の4か月、全学部の1年生対象に講義してきた
選択科目「テレビのメディアリテラシー」が、
グッド・プラクティス優秀賞を頂きました。
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複数ある共通教育科目(いわゆる教養科目)の中から
分かり易く有意義な内容の「優れた実践」として、
学生たちがアンケートで選出してくれるんだそうです。
コロナ禍で3年ぶりに開講できた教室だったのに加え、
何よりも学生たちが選んでくれたことに嬉しさひとしおです。
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つたない講義が本当に若い世代の役に立ったかどうか、
当の本人は一向に自信が持てないのですが、
これを励みに「学びつつ」「伝える」姿勢を忘れず
メディアとしての仕事を続けていこうと考えています。
学生のみんな、本当に感謝です♪
この半年ばかり、身の回りで「故障」が続いてまして。
14万km走った愛車が年明けに高速道で動かなくなり、
キーホルダーに付けていたヒスイ(石)のお守りが割れ、
先月には、30年近く居間で時を刻み続けた柱時計が
停まってしまったのです。
思い返せば、私が小学生の頃に古い居間の柱に掛っていたもので、
結婚を機に、実家の物置で眠っていたのをもらいうけ
我が家で使い続けてきました。
祖父が生前、欠かすことなく毎月ねじを巻いていた姿が
思い出されます。
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その柱時計のことを、白馬村のヒスイ職人さんに話したら、
「それはきっと、持ち主を守るために何か悪いものを
引きうけてくれたんだと思いますよ。
長く使っているモノほど、そうなんでしょうね」
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ちょっと胸が熱くなった気がしました。
今度の休み、時計屋さんに持って行ってみよう。
直るといいのだけれど......。
松本市の信州大学で私が受けもってきた前期講義が終わった。
先週までの計15コマ。正直、あっという間でもあった。
【鈴木恵理香キャスターがゲストの‟キャスター論"で】
=写真提供:信州大学全学教育機構
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若い人たちと対面で直接語り合い、意見を交じえる。
普段カメラに向かって語る時間の多い私たちには、
新鮮でもあり、貴重な時間でもある。しかも3年ぶり。
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14コマまで順調に来ていた先月末、コロナ対策を理由に
最後の1コマだけが遠隔(リモート)になってしまった。
私の顔も声も教室のスクリーンには映っているはずだが、
いつもの学生たちの顔はこちらからは見えない。
相手が見えない寂しさを、改めて感じた最後の授業。
夏休みが明けた後期は、さてどうなっているだろう?