2022/08/16 無言館の丘から②

陽が西に傾いた夕刻になってもなお、

気温は28℃を超えたままの上田市郊外。

降るような緑と蝉しぐれの中、対談は始まりました。

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ウクライナ出身の歌手、ナターシャ・グジーさんと、

戦没画学生慰霊美術館「無言館」の館主、窪島誠一郎さん。

歌手であり楽器奏者でもあるナターシャさん、

一方の窪島さんは美術館主であると同時に作家でもあります。

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絵と音楽。絵筆と楽器。表現の仕方や手段は違っても、

そこには何かの「力」がある、と2人は言います。

対話は「伝える力」、さらには画学生が絵に込めた思いへと

膨らみ、拡がっていきます。続きはまた次回......。

(※撮影協力:一般財団法人 戦没画学生慰霊美術館 無言館)

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●『今年もやります!24時間テレビ45』で放送します。

●8月27日(土) 午後3時30分~4時55分

2022/08/15 無言館の丘から①

7月の終わり、丘の頂へ続く坂道をひとりの女性が登っていました。

ナターシャ・グジーさん。ウクライナ出身の歌手で、

民族楽器バンドゥーラの演奏者でもあります。

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(※撮影協力:一般財団法人 戦没画学生慰霊美術館 無言館)

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今回の信州来訪は、上田市塩田平の丘にたつ「無言館」を訪ねること、

その館主で作家でもある窪島誠一郎さんに会うことでした。

戦禍の只中にある故郷ウクライナ支援のため、

全国各地で演奏活動を続けるナターシャさん。

第二次大戦で亡くなった戦没画学生の絵と向き合い、

窪島館主と対話する中で何を感じ、考えたのでしょう。

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テレビ信州制作『今年もやります!24時間テレビ45』で、

ナターシャさんと無言館のコラボレーションが実現。

戦争というキーワードでつながった人と人、人と場所が

どんなメッセージを伝えてくるのか?ご注目下さい。

           ✤

■『今年もやります!24時間テレビ45』

■ 8月27日(土) 午後3時30分~4時55分

2022/08/12 盆と災害

 5月に父が他界して、初めての盂蘭盆会が近い。

私の実家界隈では「新盆=あらぼん」と呼び、

地域によっては「にいぼん」「初盆=はつぼん」とも言う。

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(※写真はTSB庭園と周辺の夏の花々/きょう午前)

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盆花を買い求めようと近所の生花店に顔を出したら、

一部の花が入荷してこない、とご主人がこぼしていた。

このところの大雨や水害で、被災地の花が出荷できないのだという。

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こんなところにも気象災害の影響は及んでいるのかと、

あらためて思い知った。

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あすの迎え盆を狙ったかのように、台風8号が近付いている。

これ以上の災害にならなければいいのだが......。

進路図を睨みつつ、あすの墓参は早めに動こうかな。

2022/08/10 ご褒美♪

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表彰状なるものを頂きました。(撮影:松井美幸アナ)

信州大学で前期の4か月、全学部の1年生対象に講義してきた

選択科目「テレビのメディアリテラシー」が、

グッド・プラクティス優秀賞を頂きました。

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複数ある共通教育科目(いわゆる教養科目)の中から

分かり易く有意義な内容の「優れた実践」として、

学生たちがアンケートで選出してくれるんだそうです。

コロナ禍で3年ぶりに開講できた教室だったのに加え、

何よりも学生たちが選んでくれたことに嬉しさひとしおです。

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つたない講義が本当に若い世代の役に立ったかどうか、

当の本人は一向に自信が持てないのですが、

これを励みに「学びつつ」「伝える」姿勢を忘れず

メディアとしての仕事を続けていこうと考えています。

学生のみんな、本当に感謝です♪

2022/08/08 持ち主のために...

この半年ばかり、身の回りで「故障」が続いてまして。

14万km走った愛車が年明けに高速道で動かなくなり、

キーホルダーに付けていたヒスイ(石)のお守りが割れ、

先月には、30年近く居間で時を刻み続けた柱時計が

停まってしまったのです。

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思い返せば、私が小学生の頃に古い居間の柱に掛っていたもので、

結婚を機に、実家の物置で眠っていたのをもらいうけ

我が家で使い続けてきました。         

祖父が生前、欠かすことなく毎月ねじを巻いていた姿が

思い出されます。

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その柱時計のことを、白馬村のヒスイ職人さんに話したら、

「それはきっと、持ち主を守るために何か悪いものを

 引きうけてくれたんだと思いますよ。

 長く使っているモノほど、そうなんでしょうね」

            ✤

ちょっと胸が熱くなった気がしました。

今度の休み、時計屋さんに持って行ってみよう。

直るといいのだけれど......。

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