私たち番組スタッフから「カッキーさん」と呼ばれ、
大柄な体格と愛らしい人柄で親しまれた垣下裕司さん。
彼が亡くなって1年余りが過ぎました。享年48。
おとといの『ゆうがたGet!』では、半年間にわたって
がんと向き合ったカッキーさんの最期の様子を特集しました。
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彼の要望で、病室での様子をカメラに記録したのが
TSBの小口浩美ディレクター。彼女自身もがんを経験しています。
その経験をもとに、病との向き合い方、生き方を次世代に語る
「長野県がん教育外部講師」もつとめる小口ディレクター。
彼女が取材したドキュメンタリーが、あす放送されます。
【教壇に立つ小口浩美ディレクター(上)】写真は番組映像より
●『チャンネル4 がん教育 明日を生きる君たちへ』
●3月26日(土) 午前9:30~放送
●ナレーター:松本光生(俳優)
ディレクター:小口浩美
プロデューサー:谷口考司
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私事ながら、我が家は祖母、母、父の3人ががんを患い、
祖母は私が就職した春に他界。母は手術後20年が過ぎた
今も健在で、父は別の病で入院生活を送っています。
統計上、2人に1人ががんになるという現代。
これはがんに限った話では決してなく、
病と共に生きる時代を自分たちは生きているのだ、
ということを考えさせられます。