2023/10/15 続々 怖い話

このところ、休日のニュース当番の合間を見ては

少しずつ読んでいるのが「怪談 牡丹燈籠」(岩波文庫)。

江戸末期から明治にまたがって活躍した名落語家、

三遊亭圓朝が遺した幽霊怪談の傑作です。

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YouTubeで配信中の「アナウンサーが読む怖い話」で

私自身が朗読しようと考えている第3弾が、実はこれなのです。

映画やドラマで何作も観てはいるものの、原文で読むと

いや、実に怖い。これぞ言葉の力というか魔力というか。

           ✤

がしかし、ひとつ困ったことがあります。

あの女幽霊が恋する侍を呼ぶ「進三郎さま~」の声色が、

どうも私には......。艶というか色気と言うか、

うーん、どうやっても出せないのです、はい。