奥付を見ると初版は25年以上も前なのですが、
今でも時折手に取る1冊がこれです。
ここに書かれた旅自体は、そこからさらに20年以上も遡ります。
著者はおそらく20代後半から30代。当時、私は小学生だったはず。
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この2年近く、遠出もままならない日々の中で読み返すと、
ヒトが身体ひとつで荒れ野を往くということが
何だか無性に羨ましく思えてくるのです。
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●『西蔵放浪』 藤原新也・著(朝日文庫)
(※西蔵=チベットと読みます)
きょう・あすの2日間は、久し振りに本の話をちょこっと。
よろしければお付き合いください。