私が保育園の頃、祖父に連れられ長野駅前の劇場で
初めて観た映画が「ゴジラ対キングギドラ」でした。
今や時代は「シン・ゴジラ」。強面のヒーローは健在です。
(※写真は庵野秀明監督直筆の原画)
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山の麓の一軒家だった実家は、テレビが映りにくく
当時「難視聴世帯」と呼ばれていました。
なので、ウルトラセブンはリアルタイムでは見ておらず、
次の「帰ってきたウルトラマン」が最初に見た怪獣特撮。
巨大怪獣と戦っていたMAT(モンスター・アタック・チーム)の
戦闘機の展示は、周囲を4回ぐらい廻って堪能しました。
平日の午後、1時間以上かけて味わった庵野ワールドですが、
妙に印象に残ったのが上の写真のミシン。
庵野監督の実家にあったこれが、彼の機械好きの「原点」だった
という説明文に、なぜかものすごく感動したのです。
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■【庵野秀明展】(長野県・テレビ信州など主催)
■ 長野県立美術館で2月18日(日)まで
■一部作品を除いて写真撮影可
間もなく放送開始の「ゆうがたGet!」。
本日の私は『金子貴俊のテッペン頂きます!」の
ナレーターとして登場いたします。
いつもの"報道系トーン"とはふた味くらい違った
"高山系トーン"と自分では呼んでおりますが、
けっこうハイテンションな語りを披露しております。
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「ねー、なんであんなに楽しそうなんですか?」(Kアナ)
「だって楽しいんだもん、あのコーナー」
「あれ何にも考えないで読んでますよね」(Tディレクター)
「おまえ失礼だな!かなり悩みながら録音するんだから」
正直どこまでテンションを上げればいいのか?
自然の山は時として危険も伴う。だからはしゃぎすぎずに、
厳粛な気持ちで語る気持ちも忘れないこと。
と、自分自身には言い聞かせているのですが......
やっぱりちょっとハイ(高)すぎるかなあ?
Tverでの配信もチェックしてみて下さい。
目覚まし無しでも決まった時間に目が覚める。
本を読み進むペースが以前より遅くなった。
テレビを視るよりラジオを聴く時間が増えた。
人と衝突することがずいぶんと減った......等々。
自分自身の変化が冷静に見られるようになった、
2023年はそんな年でもありました。
良いのか、そうでないのかは分かりませんが。
年の瀬、お詣りに寄った京都・東山からのぼる今年最後の満月。
カメラを覗きながら、思い返す事はあれもこれも。
きょう(30日)は仕事納めのニュース当番。
皆様、どうぞ良いお年を。
サインの列に並んだのは、生まれて初めての経験だった。
15分ほど待っただろうか。私の手から受け取った著書に
その人は肉厚の万年筆でゆっくりと文字を書いた。
大柄な体躯と似つかず、驚くほど丁寧な、美しい文字だった。
盛岡から長野に転居して間もなかった私がその話しをすると、
「盛岡ですか。競馬の街ですね」と彼は目をあげて微笑んだ。
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伊集院静さん。私がこよなく愛し尊敬する作家と
たった一度、直接言葉を交わした23年前のあの日。
無類のギャンブラーであり、酒豪であり、切ない人の背中を
そっと押してくれるような優しい文章を書く人だった。
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「小説を読んでいますか?」
直球な問い掛けに、私は「はい」としか答えられなかった。
「いい小説をたくさん読んで下さい。きょうは有難う」
あの声を、笑顔を思い返しながら、今夜は何を読もうか。
家の周りや田畑の冬支度を始めたお宅も多いのでは。
こんな風景もそこかしこで見られる時季ですね。
これってクマの大好物。そう、ドングリも。
クマ出没が相次ぐ中、先日取材で訪ねた信濃町では、
生活道路からほんの50m足らずの藪に仕掛けたおりに、
成獣のクマ1頭が入りました。
最近では人の日常環境が、実はクマを呼び寄せている?
との指摘もあり要注意なんです。
【出没地点周辺を撮影するHディレクター/信濃町野尻山桑】
県の専門員が教えてくれるポイントを幾つか。
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●家や畑周りに野菜くずや収穫残しを放置しない
●収穫しない果樹(柿の木など)は、できれば伐採を
●草丈の低い(60CM程度)の藪でも仮払う
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嗅覚の鋭いクマは、わずかな匂いも嗅ぎつけ
民家の近くに降りてきてしまうんだとか。
匂いがしなければ家周りの野菜などを狙うこともなく、
身を隠せる藪がなければ里へは近付かないと考えられます。
「バッタリ会ったりしない」ためにも、
出来ることから対策を、ですね。