去年10月13日。前夜からの大雨が去った未明、長野市穂保の集落を濁流が襲った。
千曲川の堤防決壊。星空の下で襲ってきた泥水が、住み慣れた家を、リンゴ畑を飲み込んでいく。
上流域の記録的な大雨は、「時間差」でやってきた。
さらに明るくなって住宅街に車を流すほどの強い流れが、なぜか下流から押し寄せて来る。
 
水の動きを追って見えてきた教訓は。
そして半年。被災者は今...。