[放送日時] 3月28日(土)ごぜん9:30~
死を意識した時、酒造りが自分の生きる意味と悟った難病の若手杜氏。筋肉がやせていき歩行や会話が困難でも明るい妻や仲間たちが支える。
江戸時代から続く小さな酒蔵の物語。
諏訪市で260年以上続く「酒ぬのや本金酒造」。
9代目の宮坂恒太朗さん(40)は、10年前に全身の筋肉が次第にやせていくALS=筋萎縮性側索硬化症を発病。
引きこもるようなると病気の進行も速くなった気がした。
しかし、障害なんてお構いなしに4歳上の妻が外へ連れ出す。
仕事を支える仲間もでき、車いすで地元にこだわった酒造りへの挑戦を続ける。
「もしかしたら病気になる前より楽しいかも」そう話す家族の生き方とは。