5月13日放送の「news every.」では、
ノルディック複合の渡部暁斗選手のインタビューを放送しました。
お話を伺った『白馬ジャンプ競技場』。
ここは、渡部選手が小学生の時に長野オリンピックのジャンプ競技を観戦した場所でもあります。
「実は正確には、吹雪でジャンプは見えていなかったんです」と
当時のお話も改めて聞かせてくれました。
会場の歓声と熱気に、これは「ジャンプやるしかない」と
競技をはじめるには十分な原動力になったそうです。
渡部暁斗選手には、2012年にはじめてお会いしました。
W杯個人総合2位になって凱旋帰国をした時です。
以来、ニュースでお伝えしたり
白馬で複合のW杯が行われた時は、競技を生観戦し複合の面白さに熱狂しました。
6年前、私が長野を引っ越す直前。
偶然近所のスーパーで渡部暁斗選手にお会いしたことがありました。
その時に、「僕も競技を頑張るので、小椿さんもアナウンサーとして
第一線で活躍し続けてください」と声をかけていただきました。
私も「また渡部選手にお話を聞けるように頑張ります」と伝えると
「そんなに長くは待てませんよ~。引退する前に、インタビューをしに来てくださいね。」という
渡部選手のユーモア混じりの返答。
渡部選手がこの時のやり取りを覚えているかはわかりませんが、
長野でまたインタビューするという約束を実現できました。
お仕事をしぶとく頑張り続けていて良かったです。
渡部選手の言葉の力強さと目の輝きは、10年前と変わらず。
「競技を究極に楽しむ」これからの渡部選手にも大注目です。