2005年度の取り組み
吉田小学校特別授業 メディアリテラシー報告
2月8日(水) 午前9時10分~10時30分まで(80分)
長野市吉田小学校 5年生(126人)
ゲストティーチャー ゆうがたGet!チーフディレクター
報道局報道部 篠原弘和
特別授業内容 『情報とテレビ~情報番組ができるまで』
<授業リポート>
吉田小学校5年生のための特別授業。1時間目と2時間目を続けて講義を行なった。
最初に「情報と私たちの生活」についてからスタート。
手作りのフラッシュカードを使い、児童に答えてもらいながら説明。「情報」を得るためには「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」「インターネット」「携帯電話」「家族・友人との会話」・・・など、さまざまあり、それぞれに特性を持っていることを教える。
続いて、ビデオを使って「テレビ局で番組ができるまで」を紹介。
テレビ信州「ゆうがたGetプラス1」が放送されるまでを説明。テレビ信州の正面玄関を入り報道フロアへ。打ち合わせ、編集作業、ナレーション書き、リハーサルの様子、ニュースデスク風景などをタイムスケジュールに沿って説明。途中、質問コーナーを設けながら進める。
ビデオはさらに、本番のスタジオ、中継現場、天気予報の様子などを克明に紹介。ディレクター、カメラマン、キャスターなど、それぞれが工夫している点・大事にしている点なども伝える。
約30分のビデオを見た後で、児童からの質問は多数。
「テレビ局で地震が起きたらどうするのか」「間違ったニュースを放送したらどうなるのか」「どうすれば、アナウンサーのようにちゃんとしゃべれるか」など。
今回は小学5年生の授業ということもあり、テレビが自分達の生活とかけ離れたものではないこと。ニュースをとらえることの重要性について、友達や家族に思いやりを持つ普段の生活まで、掘り下げて解説した。
終了した後日、子どもたち一人一人から、似顔絵入りの御礼のメッセージをいただく。この授業がきっかけとなり、子ども達が自ら進んで、ビデオカメラの撮影や、原稿書きなどに取り組んでいて以前と大きく変わったと、先生から報告を受ける。
報道局報道部 篠原弘和 吉田小学校5年生のための特別授業
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