2005年度の取り組み
インターンシップの受け入れ
「テレビ」を知ってもらう「メディアリテラシー活動」の一環として、今年も高校生らのインターンシップを受け入れました。
 
長野工業高等専門学校(長野高専)
4年目を迎えた同校からのインターンシップ受け入れ。
今年は4年生の男子生徒2名が、 8月23日~28日の日程で長野市のTSB放送センターを訪れました。
1人は電気科、1人は環境科の生徒さんです。
2人は制作技術部社員の指導で、スタジオの仕事や「ゆうがたGet」の中継、パソコンによる作業などを体験しました。
そして締めくくりはNTV系列の夏恒例「24時間テレビ」の中継です。
TSB放送センター近くの若里公園で行われているイベントの様子や、アナウンサーによるリポートを、FPUと呼ばれる機材を使って中継する仕事です。
表にはあらわれませんが、まさに放送の生命線を守る重要な任務にアシスタントとして参加しました。
暑い中2日間にわたり、一生懸命仕事に取り組んでいました。
最後にリポートを提出し、一定以上の評価が下されると、1単位が与えられるそうです。
「24時間テレビ」の中継実務を体験した長野高専生
(右端はスタッフ)
(参加生徒の感想)
* 初めての経験だった少しはテレビのことがわかってよかった。
* テレビってもっと簡単にやっていると思ったが、リハーサルをしっかりやっていてびっくりした。
* 中継はカメラに線1本つなぐだけかと思っていたが、準備の大切さがわかった。
* 来年は就職活動が始まるが、仕事の厳しさを知った。
 
上田染谷丘高校
県教育委員会の「ずく出せ職場体験」に応募した上田染谷高校の男子生徒1名が、8月28日の24時間テレビに来てくれました。
番組制作のアシスタントディレクター(AD)任務を体験することになり、長野市若里公園の中継現場でモニター係をつとめました。
この仕事は、出演者が番組の進行状況を確認するために小型テレビモニターを持つというものです。
一見単純そうに見える仕事ですが、会場内を移動しながらリポートするアナウンサーから絶えず見える位置にモニターをキープしなければならないため、大変な仕事と言えます。
また人混みの中で、ケーブルが絡まったり機材が来場者にぶつからないよう、細心の注意も要求されます。
長野工業高校のソーラーカー紹介コーナーの中継風景
(右端が職場体験中の高校生)
中継カメラに寄り添いモニターを持つ高校生
(参加生徒の感想)
* 生中継は緊迫感があっていい体験になった。
* 急に内容が変更になったりすることがあったが、スタッフの対応がすごいと 思った。
* 裏方はこんな風になっているということがわかったので、次からテレビを見るときは想像しながら見ることになると思う。
 
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