第431回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ | 令和6年12月20日(金) |
---|---|
■場 所■ | 藤屋御本陣(長野市) |
■出席委員■ | 石川 利江 委員長、松田 正巳 副委員長、北市 治史 委員、金田一 真澄 委員、下大薗 浩 委員、関 由美江 委員、中津 智夫 委員、長谷川 敬子 委員、柳澤 勝久 委員 |
■議 題■ | 【合評番組】 販路はカナダへ 信州の米 海外戦略 令和6年11月30日(土)14:30~15:00放送 【番組内容】 信州の米がカナダで活躍している。 JA全農長野と米販売業者が共同で取り組む米の海外販売戦略。 カナダには年間を通して100トンの輸出を目指す重点地域となっている。 現地の日系スーパーや、飲食店の視察に同行。 JA上伊那の米がシャリとして選ばれる有名寿司バーでは、シャリの開発に携わった現地シェフの再会も。 さらに日本の輸出米の現状を国、専門家の立場から検証し、「価格」か「機能性」か、ジャパンブランドの方向性に課題を見つける。 【主な意見】 ・令和の米騒動があった中で、とてもタイムリーな内容だと思いました。 ・国内の米の消費量が減少していくということで、海外販売に活路を求める動きが活発になっていることが分かりました。 ・日本のお米がカリフォルニアのお米と比べて7割高いというのは驚きでした。 ・インタビューの中で、ほとんどの人は味の違いが分からずに安いものを選んでいるというようなところもあって、それを取り上げたのは客観的な意味で良かったのかなと思いました。 ・農林水産省は「輸出をもっと増やしたい」と言ってはいたが、具体的にどういう行動をするのかインタビューでもっと追及するべきだと思った。 ・どうして今回の視察隊がカナダのトロントをターゲットにしたのかというのは知りたいところでした。 ・現状どれぐらい日本米が使われているのかや、ニーズがどれぐらいあるのかを知りたかったと感じました。 ・もう少し深堀して、日本米のどういうところが受け入れられているかをPRしてもらえれば良かったかなと思う。 ・インタビューの部分で、現場の雰囲気を出すためなのか「ザーザー」という音が出ていた。言葉を明確化する調整をもう少ししていただければ、より聞きやすかったかなと思いました。 ・未だにお米がない、高い状況の中でなぜお米を食べないのかというような消費者目線にも踏み込んで欲しかった。 ・30分では短く1時間番組にした方が良かったのではないかと思った。 ・農家の生産基盤をどうやって維持するのか、農業用地・収入、農家自体をどう確保するのか、今まで当たり前のようにあった産業というものを、もう一回ちゃんと育てる意識をつけるという意味でも非常に勉強になった。 ・農家の立場からすると期待に応えてくれるような、とてもいい番組だったと思う。 |