テレビ信州開局45周年記念
五嶋みどりwithルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団

【開催日時】
2026年 3月14日(土) 開場 13:00 / 開演 14:00

【会場】
キッセイ文化ホール(長野県松本文化会館)大ホール

【プログラム】
ミュラー: ガーヤトリー狂詩曲

メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲(ソロ・五嶋みどり

モーツァルト: 交響曲第41番「ジュピター」


【チケット発売日】
2025年 12月6日(土)10:00~

【チケット料金】(全席指定・税込)
S席:22,000円 A席:16,000円 B席:9,000円

【主催】
テレビ信州

【共催】
キッセイ文化ホール((一財)長野県文化振興事業団)

五嶋みどり (ヴァイオリン) MIDORI, violin

11歳でニューヨーク・フィルと協演した衝撃的なデビューから40余年、稀有な演奏技術に裏打ちされた品位と勇気こそが五嶋みどりの真骨頂である。円熟の域に達した今もなお、たゆまぬ研鑽を重ね、将来を見据えた委嘱プロジェクトや演奏機会の少ない作品の紹介、現代曲への積極的なアプローチなど、今日のクラシック音楽界を牽引するヴァイオリニストである。

1992年に設立したMidori & Friends(米国)とミュージック・シェアリング(日本/第62回「社会貢献者表彰」受賞)を中心に、米国ではさらに複数の団体やプロジェクトを展開するなど、時代のニーズを先取りした社会貢献を30年以上継続している。ヴァイオリニスト、音楽家、芸術家である前に一人の人間のあるべき姿を追求するMIDORIの姿勢は、多くの共感と敬意を集め、2007年からは国連ピース・メッセンジャーとして、国連が掲げるSDGsに関連した様々な課題を克服すべく、現在に至る。

現代音楽家のロールモデルとして、MIDORIは年々影響力と存在感を高めるとともに、第一人者として次代の育成にも尽力している。カーティス音楽院で教鞭を執るほか、2025年秋よりジュリアード音楽院大学部門でも後進指導に力を注ぐ。

愛器はグァルネリ・デル・ジェス「エクス・フーベルマン」(1734年製)。

録音作品は複数のレーベルから多数リリースされ、高評価を得ている。五嶋みどりが制作・出演した短編アニメーション『Musical Journeys with Midori, Mack and Cheese』のシリーズはNHK Worldにて全世界に放送され、『MIDORIとチーズの音楽日記』が、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024で上映された。

国際的な受賞歴も数多く、直近では米国ケネディ・センターより「名誉賞」を受賞。


ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団(オーケストラ)FESTIVAL STRINGS LUCERNE

1956年の創立。創設期はヴォルフガング・シュナイダーハン、ルドルフ・バウムガルトナーによる、チェンバロを伴う弦楽アンサンブルとして活動。2012年からはダニエル・ドッズが芸術監督を務めている。
ルツェルン音楽祭のゲスト出演のほか、ウィーン楽友協会、ベルリンのフィルハーモニー、アムステルダムのコンセルトヘボウなど一流コンサートホールで定期的に演奏している。エレーヌ・グリモー、ダニール・トリフォノフなどの著名な音楽家との共演やキアン・ソルタニ、ヤン・リシエツキなどの若い世代の音楽家との共演も重ねている。特にルドルフ・ブッフビンダーと五嶋みどりとは緊密なパートナーシップを結んでいる。2020年には五嶋みどりとのベートーヴェン・アルバムをリリースしている。
ルツェルン・フェスティバル・ストリングスとして活動しているが、今回は管打楽器を伴うルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団として特別編成で来日する。


ダニエル・ドッズ(リーダー) DANIEL DODDS(Rider)

ルツェルン・フェスティバル室内管弦楽団芸術監督。2000年よりコンサートマスターを務め、2012年より芸術監督に就任。ソリストとしてズービン・メータ、ウラディーミル・アシュケナージなどと共演。同楽団創設メンバーのバウムガルトナーのマスタークラスを修了。現在、ルツェルン音楽祭のソリストおよび芸術監督や客演コンサートマスターとして活躍している。使用楽器は、ルツェルン音楽祭弦楽器財団から提供された1717年製のストラディヴァリウス "Hämmerle-Baumgartner "と、モニカ・ヴィドマー・ルツェルン財団から提供された1680年頃のストラディヴァリウス ″Seillière"