過去の活動報告
2002年
6月28日

松南高校
卒業制作コスチューム
動画を再生
(xDSL)
動画を再生
(モデム)
Real Playerのダウンロードはこちらから→
松南高校
〒390-0813 松本市埋橋2-1-1
TEL0263-32-0685
参加者
松本松南高校A&V(オーディオアンドヴィジュアル同好会)のメンバー
中村綾乃さん(部長・統括)
遠藤光子さん(撮影・編集担当)
新井裕美さん(撮影担当)
村上小百合さん(ナレーション担当)
山田泰生先生(顧問・統括)
西林昭隆先生(県ヶ丘高校・撮影指導)
企画
松南高校服飾科の生徒が毎年行っている卒業記念コスチュームショー。
3年間の学習の集大成を発表する場として今年で13回目を迎えた。
毎年2月上旬に行われているが、3年生はこの日のために1年前から準備を重ね、中には夜遅くまで自分の作品を仕上げるために努力している生徒もいる。
自ら制作した和服、洋服、ドレスなどさまざまな服を身にまとい、500人もの観衆の前で発表する卒業生は、緊張と共に3年間の学習を終えた充実感に満たされ、みな感極まった表情を浮かべている。

A&V 同好会ではその模様を3台のカメラでとらえ、1時間のビデオ作品として毎年制作してきた。それとは別に、卒業生の日々の努力を別に取材し、3分の番組にまとめるという取り組みに挑戦することとなった。

今回の取り組みは、今年度の実践で初めて、県メディアリテラシー研究会で松本県ヶ丘高校教諭の西林昭隆先生に、学校と局との間のコーディネーションを務めていただき、取材・撮影指導を担当していただいた。
取り組み経過
10月29日
松南高校丸山先生と打ち合わせ;この時点でどこまで進んでいるかを確認。
1月16日
  担当生徒(新井さん、遠藤さん)との顔合わせ;
これまでに撮れている映像の確認と、服飾科の生徒の作業場所での撮影指導。
1月24日
  映像撮影指導;
捨てカットの必要性、中心となる生徒の必要な映像撮影方法、ショーで使う作品の製作過程の映像を抑える。
1月29日
  歩き方の指導シーンのカット収録、主に撮影対象への距離感とインタビューの仕方。
1月30日
  中心となる生徒のカットの不足分の指摘と撮影。
2月8日
  前日リハーサルの撮影、出演者へのインタービュー指示、明日のカットの確認。
松南高校コスチュームショーの前日リハーサル。
その模様を撮影。(TSBカメラもその模様を取材)
2月9日
  当日の撮影、出演者・観客へのインタビュー指示。
2月13日
  中心になる生徒へのインタビュー時に使用するカット編集。
3月19日
  TSB担当小島寿一記者が初めて松南高校を訪れ、出前授業用に素材を持ち帰る。
3月20日
  午後1時よりTSB記者が松南高校でテレビメディアの特性について出前授業。
A&V同好会生徒12人と西林先生が出席
 
メディア授業をする理由。直前に放送された武蔵工業大学第2高の放送VTRを上映。
映像メディアの特性、テレビの構成要素(映像・音声・スーパー)を学ぶ。
番組「卒業制作コスチュームショー」の完成に向けナレーション、スーパーを2グループに分けて考える。
スーパーの授業、ディゾルブ、カットなど出し方による印象の違い。文字数、色などによる見え方の違い。
BGMについての授業。同じ映像に違うBGMを流し、感じる印象の違いを生徒に聞く。
3月21日・27日
  遠藤さんを中心に進めてきた編集をTSB記者も学校へ伺い、相談しながら3分に仕上げていった。
3月30日
  村上小百合さんにナレーションをお願いし、VTRにあわせてみる。
細部の調整を行い、3分1秒の番組が完成。
3月31日
  午後4時半 生徒たちが学校に集合。生徒たちを交えて本番の打ち合わせ。
午後5時 リハーサル。
午後6時31分~42分 ニュースプラス1信州で生放送。
▲UP