2003年度の取り組み
ニュース作り実習
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「信州論」講座を受講している学生およそ40人は、この日ニュース作りを体験しました。
これまでの講義を聞くスタイルとは違って、自分たちでニュース作りを体験して、情報の送り手の目から見たテレビ報道を考えようと実習が取り入れられました。


題材はテレビ信州が2002年暮れに実際に取材した「うす作り」をテーマに、1分30秒の長さのニュースを制限時間1時間で作ろうというものです。
映像の主なシーンをカードにしたものが15枚用意され、その中から6枚を自由に選んで、並べ順を考え、原稿を書き上げるというものです。参加者は3人一組にわかれ、話し合いながら構成やあらすじを決めていきました。
うまくリーダーシップを発揮し、早めにまとまるという班はごく一部で、とにかく制限時間に追われ悪戦苦闘している姿が目立ちました。
 
3人一組
(すべてをまとめるデスク、原稿を書く記者、映像を考える編集マン)
で取り組みました。
 
初めての体験に、参加した14の班は戸惑いながらも何とか作品を完成させていました。
出来上がった作品は、1グループずつ教室の前に出て発表しました。「どんなポイントにニュースの主点を置いたか」「なぜその映像を使ったのか」など、リーダーから発表がなされました。
 
出来上がった作品をみんなの前で発表しました。
参加者の声
●忙しくて時間が無く、妥協したものになってしまった。
●グループの間で意見が食い違ってしまい、結局自分の思っていたものはできなかった。
●ニュースの原稿を書いたことが無く、どうまとめてよいか苦労したなどの意見が聞かれました。

普段はほとんど体験しない、情報の送り手の立場を疑似体験したことで、メディアの見方が変わったと話す生徒もいました。
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