2003年度の取り組み
長野東高校
2003年度メディアリテラシー教育
長野東高校
〒381-0022 長野市大豆島2743-1
電話 026-221-8111
http://www.nagano-c.ed.jp/nghihs/
■ 参加者 2年生有志 4人
【ディレクター】 原裕貴さん
【サブディレクター】 大沼達郎さん
【カメラ担当】 石田晴樹さん
【編集担当】 舟元拓斗さん
【統括】 黒岩敏先生
■ 企画
2002年冬、長野東高校に高校生による株式会社が設立された。
会社経営の実態を学ぶ経済教育の一環としての取組み。
1株100円の株券を100枚売り、資本金1万円で生徒が会社をつくり、商品を企画、生産、販売。
最終的には業績を報告する株主総会を開き、会社を清算するまでを16週間で体験するもの。
県内初のこの「高校生株式会社」の活動を、2年生有志4人が取材した。
設立から解散まで半年間に渡りレンズを向け続け、その取材テープをもとに、3分間の番組制作に挑戦した。
取り組み経過
2002年12月
取材開始。
2003年6月5日
 
今回担当するTSB報道部・田中健次記者が長野東高校におじゃまし、それまでに撮影された取材テープを見せて頂く。
また番組のテーマについての考えを伺い、タイトルも決めて頂く。
その上で、番組の構成表を作るようお願いする。
2003年8月12日
 
構成表に基づき4分ちょっとにまで編集が進んだ段階で、再び田中記者が学校に伺い、3分に近づけるべくさらに削る作業などを相談しながら進める。
2003年8月18日
  田中記者がテレビメディアの特性について長野東高校で出前授業を行う。
授業には番組作りの4人のほか、株式会社に携わった生徒や放送委員など10数人が参加。
授業後、インタビューの撮り方のレクチャーも兼ねて、株式会社社長を務めた長橋君のインタビューに生徒達が挑戦。
並行してディレクターでもある原君がナレーションを録音。
実際に編集された映像とナレーションを合わせてみる。
その上で、社長のインタビューで使用するコメントをみんなで選ぶ。
若干の手直しやスーパー(テロップ)をお願いしてこの日は終わる。
この時点で約3分半に。
2003年9月3日
 
不要部分をカットするなど、この日までに、ついに3分にまとまり、田中記者と相談しながら最終仕上げにかかる。
スーパーが見えにくかった為、エッジ(文字にふち)を付けるなど手直しをする。
BGMも入り3分の番組が完成!
テープをTSBに持ち帰る。
2003年9月18日
 
「ニュースプラス1信州」スタジオ生出演。
原君、大沼君がゲスト出演。
石田君、舟元君、黒岩先生もスタジオに入り2人を見守る。
そんな中、音のレベルを最終調整した生徒制作の3分番組を県内に放送。
番組作りの感想やテレビメディアの見方などについて語って頂く。
感想
原君 「3分の番組が放送されるのはあっという間だが、この3分の番組をつくるのに、たくさんの時間と手間ひまがかかり、大変さを感じた。
それに加え、テレビの見方も変わった。貴重な体験が出来た」
大沼君 「(スタジオ出演では)緊張しまくっていて、質問にどう答えようか必死に考えていた。最初は答えが出てこなかったが、結局何事もなく終わって良かった」
船元君 「とても良かった」
石田君 「大変ためになった」
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