3日午後、小諸市の山林内で有害鳥獣駆除の下見をしていた公務員の男性（32）がクマに襲われけがをしました。 警察と市によりますと3日午後3時ごろ、小諸市甲の小諸高原病院の北北東約3.1キロの山林内で、市内に住む公務員の男性（32）が１人で有害鳥獣（シカ）を駆除するためわなを仕掛ける場所を確認していたところ突然クマに襲われました。 男性は右手首や右足、右のこめかみを引っかかれるなどのけがをしました。軽傷とみられています。 クマは体長約1.5メートルの成獣とみられ、市は防災無線で注意喚起を行ったほか現場周辺の2か所にクマ出没注意の看板を設置しました。 警察と市の職員が付近を警戒すると共に、注意を呼び掛けています。