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社員の命を守る備えとは 松本市で企業経営者が防災学ぶ 救援が来るまでの備え

大地震の際、社員の命をどう守るか?松本市で17日、地震や防災の専門家を招いた企業経営者向けの講演が行われました。参加したのは、松本地域の企業経営者など70人です。 1月の能登半島地震など自然災害が多発する中、企業として社員の命をどう守るか、経営者の関心が高まっています。 県内の活断層を研究する信州大学の大塚 勉・特任教授の講演によると、松本市の真下には内陸では一番活動性が高い牛伏寺断層が延びていて、今後30年間でM8前後の地震が最大30%の確率で発生するとの研究結果があります。 そのうえで経営者として、企業として、何を準備すべきか松本市の防災担当者からアドバイスを受けました。 松本市危機管理課防災マネジャー宮坂政行さん 「全力でやります。警察・消防と も非常によく連携しているので やります。協定先の皆さんとも いつも訓練をしているのでやり ますけど、しかしすぐに救援は 皆さんのところには行きません。 これだけ言っておきます。だか ら救援が来るまで皆さん方で準備をお願いします」 参加した企業経営者 「トイレの重要性というのが今回よく分かったので早速準備を始めたい。」

4月17日 20:55