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青空の下、気持ちよく泳いでいるのは 老舗銭湯の「こいのぼり!」煙突にも 浴室にも… 

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青空の下、気持ちよく泳いでいるのは 老舗銭湯の「こいのぼり!」煙突にも 浴室にも… 

ゴールデンウイーク後半にはこどもの日がありますが…。 こどもの日と言ったら、「こいのぼり」! 塩尻市では、意外な場所で気持ちよく泳いでいる「こいのぼり」があります。その場所とは…。 「屋根より高い鯉のぼり~あんなところにこいのぼりが!」 青空の下、気持ちよく泳ぐ「こいのぼり」。柱にしているのは、年季の入った煙突です。この煙突、塩尻市の銭湯「桑の湯」のシンボル。桑の湯は1929年、昭和4年の創業で95年間、地域の人たちに愛されてきました。しかし、去年6月、惜しまれつつ暖簾をおろしました。その後、復活を望む声に押されおよそ半年後の歳の暮れに新しい後継者によってリニューアルオープンしました。 桑の湯の自慢は薪で沸かすお湯。今もそのこだわりは変わりません。 あの気持ちよく泳ぐ「こいのぼり」は薪釜の煙突だったのです。 客「(気持ちいいね~こいのぼりを見ながらの風呂は・・・)」 「こいのぼり」は浴室にも…。 その大きさは、なんと8メートルもあります。 桑の湯 山口直人 店長 「(こいのぼりを)お風呂入ってるところで見られるのって新鮮だなって思って」 リニューアルから4か月。利用者に楽しんでもらいたいとこの銭湯では様々なイベントを企画しています。子ども用のお風呂には500個のアヒルのおもちゃ。さらに浴室の壁には昭和40年代頃から平成の頃の昔なつかしい写真も展示されています。その中で、老舗銭湯に泳ぐ「こいのぼり」。 お湯につかりながら童心に返る人も…。 客「〇〇になりたかった」 桑の湯 山口直人 店長 「薪100パーセントやってる部分がまず一番絶やしたくない灯だなと思っています。あと昔から来てくれる常連さん。地元の方たちはずっと来てくるので大事にしていきたいですね」 浴室のこいのぼりは5月6日までですが、煙突のこいのぼりは、6月上旬まで見られます。

5月1日 9:35

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