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サクラの話題をたっぷりとお伝えします。 「天下第一の桜」と謳われる伊那市・高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラ。先週開花しライトアップも8日から始まっています。 高遠から中継です! 伊那市の高遠城址公園ではタカトオコヒガンザクラのライトアップが先ほど午後6時から始まりました。 現在は3分咲き。 開花宣言は4日。去年に比べると「1日早く」、過去10年の平均と比べると「2日遅い」開花となりました。 園内で咲き誇る「タカトオコヒガンザクラ」はここ高遠、固有の品種で、公園内にはおよそ1500本が並びます。ソメイヨシノに比べると少し小ぶりで赤みが強いのが特徴です。ピンクの花が公園を埋め尽くすそのスケールの大きさから「天下第一の桜」とも謳われ、全国の「さくら名所100選」にも選ばれています。 例年、桜のシーズンだけで全国からおよそ15万人もの花見客が訪れれます。 そして、この高遠城址公園はなんと今年で開園150周年を迎えるんです。こちらでは特別な展示が行われていて、その歴史を学ぶことができます。 園内の一角に集まる人たち…。 高遠城址公園の150年を振り返るパネル展です。 戦国時代には、あの武田信玄が支配し、織田軍との壮絶な戦いの舞台ともなった高遠城。 江戸時代まで城としての役割を果たしていましたが、明治に入ると「廃城」となり、取り壊されてしまいました。 高遠歴史博物館 塚田博之館長 「藩士のみなさんは高遠藩を支えていこうと一生懸命やっていましたので廃城になるというのは大変悲しいことだったと」 そして明治8年ごろ荒れたままになっていた高遠城址を何とかしようと、旧藩士達がサクラを植えました。これが、「天下第一」の桜の名所の始まりです。 昭和の初めには毎年30万人ほどの人が訪れる人気の観光地に。 園内の写真スポットとして有名な「桜雲橋」。実は… 塚田館長 「平らな橋だったんですけど。観光地になってから見栄えのいい橋ということでアーチ型に変えて昭和になってからそこも古い桜が残っていて、多くの観光客のみなさんに愛されている」 時代とともにその役割を変えてきた高遠城址公園。 塚田館長 「お城がなくなって非常に高遠という町が寂しい町になってしまうのではという心配は多くの人たちは持っていたんですけどこのサクラが大事な観光資源になって、この地域だけじゃなくて全国のみなさんによって大事にされ愛され育てられてきたといえると思う。間近でこのサクラの美しさを見て高遠の歴史を感じていただければありがたいなと」 高遠城址公園150年。 「桜雲橋」です。 このあたりもきれいにライトアップされています。 「さくら祭り」は散り終わりまで、ライトアップは花が咲いている期間の午後6時から10時まで行われます。
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