
■日 時■ | 令和3年5月26日(水) |
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■場 所■ | テレビ信州 本社(長野市)(Web参加の委員も) |
■出席委員■ | 石川 利江 委員長、上田 秀洋 副委員長、河村 洋 委員、佐藤 淳 委員、関 由美江 委員、長谷川 敬子 委員、松田 正巳 委員、柳澤 勝久 委員、(レポート)加藤 修 委員 |
■議 題■ | 【合評番組】 TSBネイチャードキュメント 里山大回廊をゆく 第20集「山新田に暮らす 英国人ローリーさん家」 令和3年3月13日(土)9:30~10:25放送 【番組内容】 英国から長野市若穂の山新田に移り住んだリンゴ農家のローリーさん一家を取り上げた。 農家の担い手が減る中、地域に溶け込んで暮らす一家の姿や思いを伝えた。 【主な意見】 ・グレゴリー・ローランド(ローリー)さんと奥さんの直美さん、息子の海登(カイト)君の3人が、9年前にイギリスから山新田に移住して、知り合いもいない田舎暮らしをする中での戸惑いや楽しさ、苦しさなど家族の絆と近隣に住む人達との交流を通して地域に溶け込んでいく様子が、色々なエピソードからよくわかりました。 ・ローリーさんのイギリスでの育った環境や直美さんの育った環境など2人のことについてもう少し知りたかったと思います。 ・山新田から見える景色の映像、そこに暮らしている人々の様々なシーンは、飾られたものではなく、自分が小さい頃に経験したような雪のにおいや山のにおいなど、過ごした環境を思い出し、とても懐かしかった。 ・山新田でも果樹園など農家の後継者不足の様ですが、どのくらい後継者がいないのか数字として伝えることによって、説得力が出てくると思う。まわりの人は子供を畑に連れてこないけれど、海登君を畑に連れてきて親の姿を見せることによって、将来、後継者に育てたいとローリーさんが言っている。 ・ローリーさんが育てる青いりんご「グラニースミス」という品種栽培を「農地中間管理機構関連農地整備事業」に申請するということがありましたが、この地域でもそういう事業が進んでいることを知りました。 ・「Helpx」というボランティア制度があり、世界中からローリーさんの果樹園に手伝い来ることを初めて知りました。この地域に一人の外国人が来たことで、さらに新たな外国人が来て、国際化の流れが徐々に広まっていくのだと思いました。「Helpx」については、もう少し詳しく紹介してほしいと思いました。 ・今後、ローリーさん一家がどの様に山新田で暮らし、海登君がどのように成長していくのか楽しみです。ローリー一家の5年後、10年後の様子も知りたいと思いました。 |