60年前に伊那谷を襲った「三六災害」に関する取材で、
先週、飯田市川路を訪れました。
そこで、素敵な出会いが...!
テレビ信州初代アナウンサーの今村正大さんです!
今村さんは8年前までテレビ信州に勤め、
現在は、飯田市川路のまちづくり委員会の会長として
地域づくりに貢献しておられます。
今回の取材にあたり、災害を経験した地元の方を
私の上司を通じて紹介してくださいました。
退職してからも番組をチェックしているそうで、
「硬かったけど、最近はだいぶいいじゃない」
「自分らしく素直に伝えるという持ち味を、キャリアを重ねても続けてね」と
初めて会った私に優しくアドバイスを下さいました。
実は、"テレビ信州開局の第一声"を
全国に向けマイクに乗せたのは、今村さん。
今村さんの声から、
テレビ信州の歴史は始まったのです。
それから40年あまり。
地域に寄り添うアナウンサーの思いは、脈々と受け継がれています。
「アナウンサーはタレントではない。
でも、存在感がないと伝わらないことも、時にはある...。
そのあんばいが本当に難しいよね」
大先輩から頂いた貴重なアドバイスをしっかり受け止めて、
きょうも、スタジオに入ります。