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放送番組審議会
 
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第343回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ 平成28年2月25日(木)
■場 所■ テレビ信州 本社(長野)
■出席委員■ 藤澤 繁雄 委員長、石川 利江 副委員長、上田 秀洋 委員、川合 正敏 委員、関 由美江 委員、丹羽 洋介 委員、長谷川 敬子 委員、(レポート)河村 洋 委員
■議 題■ 【合評番組】
チャンネル4「いま 語り継ぐ 女性たちの戦後70年」
平成27年12月26日(土)9:25~10:25放送

【番組内容】
番組で取り上げたのは、元従軍看護婦、元疎開児童、金属の供出で鐘を失った寺の住職の女性3人。
それぞれの戦争体験を語った。

【主な意見】

・戦後70年という節目で、従軍看護婦、住職、疎開児童として、それぞれの女性の立場から本人が直接語る言葉は、非常に胸に迫るものがありました。本などでも同じ様なことが語られているが、生の声が伝える迫力を改めて感じました。

・番組は3つの独立した話ですが、その間をつなぐ様に出てくる戦中ポスターが一つの流れを作り、戦争の悲惨さだけではなく当時の世相についてもしっかり伝わってきました。

・従軍看護婦に召集令状が届いていましたが、女性にも召集令状が届くことを初めて知りました。

・最後のテロや安保法案などの現在の社会状況の映像は、視聴者への問いかけとして効果的だったと思います。昔何かあったということだけではなく、現代を考えてくださいという意味だと思いました。

・最後の現代の映像は違和感があり、それまでの心に響く構成が崩れてしまった感じで残念でした。

・寺の鐘を供出し、石の鐘を吊るして、鐘の存在を通して戦争の証を伝えている住職の佐々木さんがつぶやく「虫が鳴いたり、鳥が飛んで来たり、春になれば桜が咲いてくれたり」という幸せな風景を守るために、今考えなくてはならないのだと伝えていると思いました。

・135枚の戦争ポスターは意図的に後世に伝えようとしたということです。また元従軍看護婦の聞き取りをして、その体験を残そうとしている方の努力も戦争の記録を残していくためにはとても大切なことだと思います。

・番組には、今記録しなければ直接聞くことができなくなってしまう体験者の貴重な言葉が記録されています。こういう貴重な記録は今後も残してもらいたいと思います。