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放送番組審議会
 
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第339回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ 平成27年10月22日(木)
■場 所■ テレビ信州 本社(長野)
■出席委員■ 藤澤 繁雄 委員長、石川 利江 副委員長、川合 正敏 委員、河村 洋 委員、関 由美江 委員、丹羽 洋介 委員、長谷川 敬子 委員、吉山 一輝 委員
■議 題■ (1)【合評番組】
NNNドキュメント'15 「火山列島に生きる」
平成27年9月27日(日)25:05~26:00放送

【番組内容】
番組は中京テレビ、鹿児島読売テレビ、テレビ信州共同制作。
戦後最悪の火山災害となった御嶽山、住民が避難した鹿児島県口永良部島と桜島を取材し、火山とどう向き合うかを探った。

【主な意見】

・番組タイトルに「日本列島に生きる」とありますが、御嶽山、桜島、口永良部島の3つの活火山の近くの住民や観光客など火山に対する意識の違いが対比できていたと思う。口永良部島は、常に火山を生活者として見ている。でも御嶽山は観光の対象として登山客が被害に遭っていて、その怒りはどこに向けていいのか悩む姿がある。本来御嶽山の麓の地区の人達は被害者になるはずであるが、それが加害者として非難を浴びる構図になり、同じ日本にいながら、火山に対する覚悟が違うことが番組から見えました。

・御嶽山麓の地区の首長の発言を伝えているが、本来火山と付き合ってきた人達で被害に遭った登山者とは違うのだということをもっと描いてほしかったし、様々な思いのうえでの発言であり、もう少し丁寧に語ってもらうべきだったと思います。

・御嶽山は、以前「死火山」と言われていて、「死火山」は安心なのだという認識しかなかったが、今回の噴火で火山に対する認識が変わりました。他の地域の様子を見ることによって、今後火山に対する対策に取り組んでいくためのいろいろな手がかりが番組にはあったと思います。

・御嶽山の火山性地震が50回以上になりましたという情報を流されても、登山者は判断が難しいと思う。50回になったら噴火しそうであるとか警戒レベルを上げるとか、火山情報を発表すべきなのですが、警戒レベルを上げるには説明責任が伴うという気象庁の話ですので、観測データーだけで情報発信責任を果たしたということなら、私達も今後考えていかなければいけないと思います。

・番組全体が一方的な行政批判の番組になるのかと思ったのですが、各々がいろいろな課題を抱えていて、噴火に対しての経験値があるかないかとか、すべての山が火山性地震によって因果関係が違う難しい問題です。火山は学術的にも経験値が重要だし、火山と共に生活するにもやはり経験値は重要になると思う。口永良部島の様に、その経験値を親から子供へ引き継いでいこう、伝えていこうという方々がいるのは非常に大切なメッセージだと思いました。


(2)「放送番組の種別の公表」について
2010年放送法改正によって「放送番組の種別の公表」が義務付けられました。
これに伴い個々の番組を所定の種別に区分して、種別ごとに放送時間量を集計し、結果を報告しました。(2015年4月~9月・10月基本番組)