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放送番組審議会
 
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第333回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ 平成27年2月26日(木)
■場 所■ テレビ信州 本社(長野)
■出席委員■ 藤澤 繁雄 委員長、石川 利江 副委員長、上田 秀洋 委員、内田 浩二 委員、関 由美江 委員、丹羽 洋介 委員、長谷川 敬子 委員、柳瀬 裕之 委員、(レポート)河村 洋 委員
■議 題■ 【合評番組】
チャンネル4「難病と生きる 土屋竜一50歳」
平成27年1月31日(土)9:30~10:25放送

【番組内容】
難病の土屋竜一さんが主人公。
10歳の時に筋ジストロフィーで余命10年と診断されたが、その後、シンガーソングライターとして活躍した。
体をほとんど動かせなくなった20代から現在までを追い、約1時間のドキュメンタリーにまとめた。

【主な意見】

・番組を作ろうと思ったのは、土屋さんが50歳のトーク&コンサートを開くということが1つのきっかけだったのではないかと思います。そのコンサートの部分を最後の山場にし、彼のことを知らない人が初めて見てもよくわかる番組構成で良かったと思います。

・土屋さんが難病を背負ったからこそ、1回しかない人生を無駄にしたくないから、なんでもチャレンジしたいという強い希望で生きていることに感銘を受けました。

・土屋さんは「生きることは、僕にとって目標で全てです。僕が頑張って生きていることで、僕のしゃべりで希望が持てるならそれが仕事になる。自分をさらすことで何か役に立てればいいな。誰かが生きていく上で糧になればいいな」と言っています。土屋さんがトーク&コンサートを開いたことで、それを見に来た難病の小学生が「未来が明るくなった」と言っている。小学生は自分をさらけ出すことで明るくなり、難病と闘う勇気をもらったということが印象的でした。

・土屋さんは、自分だけが、何でこんなことになったのかとは思わない。それを受け入れてできることを見つけてやっていく。そういう姿勢を見ていると、自分を顧みて、「土屋さんの何分の1でも命を全うしているのか」と考え恥ずかしくなりました。

・過去の映像が幾つかありましたが、撮影当時の年齢が示されると時間的経過が追いやすかったと思います。

・IPS細胞の話がありましたが、土屋さんは、「30年前から何回も報じられてきているが、1つも治療に結びついていない」と言っています。40年間病と闘ってきた強さに圧倒されました。

・土屋さんを支えている人々の力もすごいのですが、土屋さんはポジティブで、生きる力があり、「1回しかない人生どうしてこんなに苦労しなければいけないと思いますよ。これで終わったら病気に負けちゃうという思いがある」と言う。この人の苦労は私達には察することができないくらい大変だと思うのですが、それでも負けないという力がまわりの人に力を与え、大きな魅力になって、本当に彼の強さがわかる番組だったと思います。子供達にもこの番組を見てほしいと思います。