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信州サーモンの稚魚出荷始まる 過去最高の約45万匹を予定  G7外務大臣会合のディナーで提供 知名度上がる 今後に期待 

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信州サーモンの稚魚出荷始まる 過去最高の約45万匹を予定  G7外務大臣会合のディナーで提供 知名度上がる 今後に期待 

「信州サーモン」。 長野県生まれのブランド魚、今シーズンの稚魚の出荷が15日、安曇野市で始まりました。 安曇野市にある「県の水産試験場」では、体長6センチほどに育った信州サーモンの稚魚2万匹が養殖業者に出荷されました。 「信州サーモン」はニジマスのメスにブラウントラウトのオスを掛け合わせた信州生まれの品種で、肉厚で、ほどよい脂がのった味わいが特徴です。 開発から、今年で21年に…。 おととし、軽井沢町で開かれたG7外務大臣会合のディナーで提供されるなど、知名度も上がり、全国からの需要も増えているといいます。 そのため、今年は過去最高となる45万匹の出荷を予定しています。 ただ、稚魚を育てる養殖業者には課題が…。 信州サーモン振興協議会 矢花功会長 「なにぶん生産量がなかなか元に戻らないのが悩みの種で」 2~3年かけて体長50センチほどになるまで育ててから飲食店などに届けられる信州サーモン。 コロナ禍で需要と生産量が落ちた影響で、出荷量も減ったままといいます。 信州サーモン振興協議会矢花功会長 「なるべく早く回復して皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたい」 信州サーモンの稚魚は、今年7月にかけて、県内28の業者に出荷されます。

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