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芽吹きの春 信州の山の恵み 山菜採り真っ盛り… タラの芽にコシアブラ... 山菜の出来は例年並みに 

芽吹きの春です。 信州の山の恵み・山菜が旬の時期を迎えています。 道の駅に山菜を出荷している長野市信州新町の小林久一さん75歳。連日出かけているという山菜採りに同行させてもらいました。 車で15分、標高700m付近の場所です。 「すごい開けた。高いところまで上ってきました。早速見えますけど、タラの芽。見えます!タラの芽!」 見つけたのは山菜の王様・タラの芽!中には10センチを超えるものもありました。タラの芽に似たこんな山菜も。 「ハリギリって言うんですね。俗称オニダラ。とげがすごい!上の方を持ってポキッ。採れた!さっきより小ぶり、でもこれはコクがあるそうです。どんな味なんだろう」 続いて見つけたのは枝の周りたくさんの芽を出したウコギ。 「これも天ぷら?「天ぷらもしくはウコギ飯。ごはんにのせると香りが…」「スッとする!清涼感のある香りがします」 小林久一さん 「今年の山菜の採れ高ってどうなんですか?例年と変わらないと思います。ただ時期が、去年は結構早めだったんですけど、今年は若干遅れ気味になって来ましたが、ここで気温が上がってきて元に戻ったと思います」 順調に育まれているという山の恵み。1時間ほどでタラの芽、ウコギ、コシアブラなど5種類の山菜を収穫できました。 取れたての旬の味は? 「タラの芽いただきます」 続いて、小さくて赤みがかかった山菜はヤマブドウ。こちらも天ぷらでいただきます。 「酸味がある」 小林さん 「何度もそうですけど、時期の物、旬をおいしく楽しんでいただきたというのが一番だと思います」 山菜は種類を変え、6月いっぱいまで楽しめるということです。

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