本格的な山菜シーズンが始まる中、4月、上田市に住む70代の女性がニラと間違えてスイセンを食べ、食中毒となりました。スイセンはニラに似ていることから県は注意を呼び掛けています。 葉の形や大きさが似ているニラとスイセン。葉の見た目だけで見分けることは困難です。 4月21日、上田市に住む70代の女性が自宅の畑に生えていたニラと有毒成分を含むスイセンを採取。翌日の夕食でニラ玉に調理して食べたところおう吐などの症状を訴え食中毒となりました。 花の咲く前のスイセンの葉はニラによく似ていて人の体に有害な「ヒガンバナアルカロイド」と呼ばれる有毒成分が含まれています。県内ではこれまでに4件、スイセンによる食中毒が起きていて患者数は28人に上ります。 県健康福祉部食品・生活衛生課松本 泉 係長 「十分に確認をするということが必要ですし、召し上がる、調理する前にも、もう一度確認するというそういった意識が必要かなと思います」 山菜シーズンが始まる中、県は「分からない植物は採らない・食べない」などと注意を呼び掛けています。 ■見分け方 スタジオには、ニラとスイセンを用意しました。どちらがニラでどちらがスイセンか分かりますか? ニラには特有の香りがあるがスイセンは香りがない・スイセンには鱗茎と呼ばれるタマネギ型の球根があり、ニラにはないのが特徴 こうした食べられる植物の特徴を完全に覚えることが有毒植物による食中毒を防ぐポイントの1つです。
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