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信州大学などは、「カーボンナノチューブ」で作られたゴムを使って、ねじるだけでエネルギーが溜まる新たな貯蔵法を開発しました。 今までの「リチウムイオン電池」と比べて3倍以上のエネルギーを貯めることが期待できるということです。 会見を開いたのは、信州大学の金子克美特別特任教授などです。 この研究は新たなエネルギーの貯蔵技術を模索するため12年前に始められました。 今回使われた「カーボンナノチューブ」は炭素から作られる物質でアルミニウムの半分の重さで鋼鉄の20倍の強度を持ちます。 研究ではこの「カーボンナノチューブ」にポリウレタンを入れるなどしてゴムを作製。 このゴムを使ってねじると、今までのリチウムイオン電池の3倍以上のエネルギーを貯蔵できることが分かりました。 これらの成果は今月、世界的な科学誌に掲載されたということです。 信州大学 金子克美特任教授 「カーボンナノチューブを上手に利用できるとエネルギーを節約しながら非常に新しい動力として人間社会に寄与するだろうということで」 この研究の成果は電気自動車や医療面など幅広い分野での活躍が期待されています。
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