×

「まるで鏡のよう」絶景!湖のほとり 水面に映るサクラ見頃 里山の春 観光客が絶賛

信州には、人知れず大切に守られてきた桜の名所が数多く存在します。湖のほとりで美しい景観を生む大町市のサクラがいま、見頃を迎えています。 里山に春の訪れを告げるピンク色。大町市にある仁科三湖の1つ、中綱湖に咲く桜です。 風の無い日には、静かな湖面がまるで鏡のように桜を映します。早朝の時間帯が無風になりやすく、シャッターチャンスを狙って暗いうちから訪れる写真家も多いといいます。 東京から(夫婦) 「水面ですよ。やっぱりこの水面。 こんなにきれいに映えていて。来てみてよかったです。(曇り空も)しっとりしていて いいですよ。また。」 品種はオオヤマザクラ、ソメイヨシノよりも濃いピンク色が特徴。今年は先週17日に開花し、今がちょうど見頃に。 60年ほど前、地元の山に自生していたものから苗木を作り、この場所に植えられた。地元住民が湖畔の民宿を訪れる客などを楽しませようと植えたのがきっかけ。 約400本が里山を彩り、植樹は今も続けられている。 千葉市から 「まばらに咲いた感じがいいですね。風情があって。私はやっぱり生活感があるというのがすごく大きいと思って。人が住んでいる気配があるってやっぱり独特の穏やかな感じがあって自然の中だけに咲いている桜とは違うと思ってそこが好きです」 桜は今週末までが見頃の予定です。

15:07